立春なのに、とても寒い。風が無いから、まだいい方かも。ブログの画面にいろんなところの広告が出てくる。そんな中に、トイレの便座の交換があった。洗浄用のノズルが出てこなくなって、手は尽くしてみたが一向に作動しない。リフォーム屋さんに頼んで、取り換えてもらうしかないと覚悟した。
「暇が出来たら電話ください」とリフォーム屋さんに言ってあったが、忙しいのかなかなか電話が来ない。そんな時にこの広告が目に留まった。便座だけの交換が出来るなら、そんなに費用も掛からないだろう。どんな会社なのかと思いインターネットで調べてみると、意外に営業所は近くにあった。
初めは、陳列品を見てくるだけのつもりだったが、品物が置いてある訳ではなく、もっぱら工事を専門に行っているようだった。事情を話すと、「一度見せてもらいます」と言う。「何時ですか?」と聞けば、「午後一番で行けます」と言うので来てもらった。
見に来た人が見積もりをして、「これくらいで」と言う。思っていた予算よりもオーバーだったが、男子を生んだ孫娘が、「業者の人がやってくれるなら、スッキリしていいじゃーない」と言ってくれ、カミさんは私が思っていた品よりも、「1ランク上がいい」と指定してくれた。「この製品なら店にあるので、すぐ工事します」と言う。新しい便座をアッという間に設置していった。
おみくじの大吉以来、とんとん拍子だ。コロナ騒動はまだまだ時間がかかるようだが、こんな風に日常は進んで行く。車で、パチンコ店や喫茶店、回転すしの前を通ったが、どこもけっこな人出だった。私のところへ昼夜を問わず電話して来る同年の女性が、少しでも落ち着いてくれることを願うばかりだ。