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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

情ない話

2021年02月23日 17時26分15秒 | Weblog

 晴れていたのに風が強く、作業は出来なかった。植え替えたバラが大丈夫かと気になる。新聞にミャンマーのゼネストの記事があった。クーデターで権力を握った国軍に対する抗議活動が続いている。店舗や銀行が連帯して休業し、操業を止めた工場もあるという。

 「WE WANT DEMOCRACY」とヤンゴンの大通りに、道一杯に書かれた写真が目に留まった。英語で書かれているのだから、諸外国へのメッセージなのだろう。デモ隊は危険を感じたらすぐ逃げることに徹しているが、それでも死者が出ている。

 国軍の最高司令官は、「暴徒化したため治安部隊は発砲せざるを得なかった。これだけ大規模なデモなのに死者は少ない」と、アメリカや香港を意識した発言をしている。どうしてこんなに自己を正当化するのかと思ったら、日本でも同じだった。

 総務省の幹部ら13人が、菅首相の長男が勤める放送関連の会社から接待を受けたのに、「行政をゆがめるような不適切な働きかけは無かった」と、国会で総務大臣が答弁している。公務員は利害の絡む相手から接待を受けてはならないのに、「何も無かった」とは酷いイイ訳である。

 愛知県でも、大村知事を辞めさせる「愛知100万人リコールの会」(代表:高須克弥)が集めた署名の不正が問題になっている。「渡された名簿を書き写した」との証言もある。名簿の中には、2010年に名古屋市の河村市長が行った、名古屋市議会リコールで集めたものもあるようだ。

 けれど、河村市長は会議にも参加していないから、「一切関係ない」と言う。代表の高須氏は、「河村市長に頼まれてやっただけ。署名の書き写しは全く分からない」と怒っていた。「リコールの会」が収支を公表すれば分かることだが、捏造されるのがこの世界の常だ。情ない話だ。

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