朝、カーテンを開けると一面の銀世界だった。なぜか嬉しくなってケイタイを向けたが、寒くて外には出ずに、部屋の中からの撮影になった。雪景色に心が躍るのは、雪の無い地域で暮らしてきたからだろう。
昨日でなくて、本当に良かった。孫娘は2人目を妊娠しているが、つわりがひどくて食べられず寝てばかりいると言う。昨日は自分の都合で、2歳の男の子を保育園に行かせていないので、見に来て欲しいと頼まれた。
孫娘が必要とする物を揃えて自宅に向かった。心配だったのは前回、曾孫を驚かそうと隠れていたカミさんが、「バアー」と声をかけた時、ビックリして床に倒れ込み大泣きしたので、今回はゆっくり玄関から入った。
ジジババの出現に、「オヤッ?」という顔はしたけど、すぐニッコリしてくれた。オモチャで遊んだり、好きな絵本を見たりした。お昼ご飯もよく食べた。孫娘は相変わらず食が細い。それでもまあまあ食べ、カミさんと話し、気分転換にはなったようだ。
食事の後、アニメをひとりで見ていた曾孫の瞼が何度も閉じかかる。ふたりは2階に上がりお休みになる。私たちも横になってグダグダしていると、孫娘が下りてきて、「熱があるみたい」と言って、解熱剤を持って上がっていった。
夕方、曾孫の熱は少し下がったが、元気は無くて母親に抱き着いて、ウットリウットリしている。私たちは孫娘のダンナの夕食の準備をし、彼が帰るのを待って、挨拶して帰路についた。ナビに来た時は植田で降ろされたが、帰りは鳴海から上がれになった。
混雑することも無くスムーズに帰宅できたが、ブログを仕上げる余裕は無かった。しかし、今朝の雪景色には驚いた。スーパーのチラシを見ていたカミさんが、「このひげ剃り、クリスマスプレゼントしようか」と言ってくれる。「今晩はクリスマスイヴだから、盛大に祝いましょう」とも言う。
「そうだね。ふたりだけだから」と同調する。曾孫の熱は下がったようだ。孫娘が雪景色を見せて、「おそとであそぼうか?」と声をかけると、ハッキリと「いや」と言ったそうだ。身の安全を確保するために熱を出したのだろうか。誰にも当たりのいい孫娘の体調不良が心配だ。