友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

人類が進歩していて欲しい

2022年12月22日 17時11分51秒 | Weblog

 朝から雨が降ったり、強い北風が吹いたりの荒れ模様だ。知り合いの女性が「12月22日の冬至をもって、世界が変わる」と、予言めいたことを教えてくれたが、本当に何かが起りそうな天候になった。

 理科の先生に聞いた話では、地球は今は氷河期に入っているそうだ。それが温暖化で、予測不能の異常気象を招いているということらしい。神に逆らって悪行を続けた人間に、神は大洪水という天罰を与えられた。

 神を信じていたノアの一家だけが、箱舟に乗って難を逃れた話が旧約聖書にある。神はノアの一家だけでなく、家畜や動物や鳥などをつがいで箱舟に避難させた。生き残ったノアとその家族は神を称え、清らかで真面目な一族であったはずなのに、その人間社会は今も争いや悪行が絶えない。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカ議会で支援要請の演説を行い大喝采を受けた。ロシアは新型大陸間弾道ミサイルを実戦配備するという。片方が軍備を増強すれば、相手もまた増強するのは分かっているのに、なぜ停戦が出来るようにしないのだろう。

 第1次世界大戦の時、最前線で敵対するイギリスとドイツの兵士が、クリスマスを前に『きよしこの夜』を歌い、その戦場は一時停戦が生まれたという。けれどクリスマスが終われば、再び銃を取り合って戦ったから、「まぼろしの停戦」だった。

 讃美歌を歌った兵士は、互いに死にたくなかったし、殺したくなかっただろう。国家間の戦争では国の責任者が、停戦に合意しなければ戦いを収めることは出来ない。ゼレンスキー大統領とプーチン大統領は最も責任が重い。

 ノアの箱舟の時から、何千年経ているのか、私は知らないが、せめて歴史を重ねてきた分だけでも、人類が進歩していて欲しいと思う。今日は冬至、頂いたユズがある。ユズ湯につかって、世界が平和になるようにとを祈ろう。

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