パソコンでDVDが見られないことや、プリンターに紙が挟まって取れなくなったことで、パソコン屋さんに来てもらった。紙詰まりはあっという間に解決できた。DVDの方は「無料ソフトをダウンロードしておきましょう」と、操作していった。
紙詰まりも、私はプリンターの裏側から取り除こうとしていたが、彼は前側を開けて、難なく引っ張り出した。DVDは映画好きの友だち3人で制作した8ミリと映写を見ながら録音したテープを、DVDに仕上げた貴重な作品なので、見られないことが残念でならなかった。
「これで見られますよ」と言う。もう1枚の音楽祭ものを手渡して、「これも見られないんですが」と言うと、「これはCDですね。裏を見てもらうと、DVDとCDは色が違うでしょう」と教えてくれる。言われるまで、全く気が付かなかった。
仕事が終わったので、お茶を飲んでもらった。「急須で入れたお茶は美味しいですね。会社ではペットボトルしか置いてないし、家でも日本茶を飲むことは滅多にないですから。寒い時に、急須で飲むお茶は懐かしい気持ちになります」と言う。
「小学校の時、校長先生が朝礼で、『1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。あっという間に過ぎてしまう』と話したけど、1月から3月は行事も多く、あっという間ですね」と話す。お正月を迎えたばかりだったのに、明日はもう節分だ。
明日は友だちに誘われて、豊田市の豊田市民ギャラリーで行われる写真展を観に行く。写真を出品しているのは、中学3年の時の同級生の女性だ。ソフトボール部に属し、明るく活発な女の子で、男子の多くが好きだった。修学旅行のバスの中で歌ったが上手く、人気者だった。
昨年も友だちと写真展を観に行ったが、カメラ雑誌に掲載される腕前はかなり本格的だった。友だちも大府市の広報紙に載るほどの写真好きで、彼女に大いに刺激を受けたようだ。私は彼女が中学生のままの明るさと伸び伸びとした性格に魅了された。明日はどんな話が飛び出すのだろう。