友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

気遣いが足りなくなっている

2023年02月12日 17時29分34秒 | Weblog

 風も無く、陽も射して、穏やかな一日だった。明日の天候が悪くなるとは思えない。こんな時期に、マンションの友だち3家族で草津温泉に出かけるのは、「雪の草津を見てみたい」と九州男子が言うからだ。

 「露天風呂で雪見」としゃれてみたい気持ちはよく分かる。温泉に浸かりながら、深々と降る雪を眺めるのは、この上ない贅沢の極みである。温泉があり、雪が降る他国では、こうした文化はあるのだろうか。

 マンションの友だちが集まる誕生日会は、6家族から始まったが今では3家族になってしまった。そろそろ解散時だと思うけれど、誰もがなかなか言い出せないようなので、今度の旅行中に機会があれば、私から言い出そう。

 いくら仲の良い友だちでも、ホンのちょっとしたことから絶縁を招くことがある。口にした方は悪気からではなく、むしろ迷惑をかけないようにとの心遣いから言ったことが、相手には深く傷つくことがある。

 夏祭りのイベントに参加していた時、みんなから出資金を集めた時もそうだった。新しく参加した人が、「オレも払う」と言ったが、プールしていた金もあったので、「アンタは出さなくてもいい」と口にした一言がその人を傷つけた。

 彼は怒って出て行ってしまった。みんなで井戸掘りをしていた時、「危ないから気を付けて」と何度も言うのに、梯子から落ちて胸を打って痛がっている友を、「言わんこっちゃない」とみんなで笑ってしまい、以来、彼は井戸掘りから去っていった。

 井戸掘りの仲間で、仕事を持っていて忙しい友に対して、決まったことだけ伝えていたから、「組織になっていない。気配りが出来ていない」と叱られてしまった。「気分が悪い」と言って以来、顔を見せない。

 友だちが少なくなるのは寂しい。私たちも歳を取り、年々頑固になっている。友を思いやる優しさが無くなっている訳ではないが、気遣いが足りなくなっている。明日と明後日はブログを休みます。

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