朝は「名古屋ウィメンズマラソン」を観た。1位はケニアの28歳の女性で、終始圧巻の走りだった。2位は豊橋市出身の鈴木亜由子さんで、自己記録を更新した。走っている時は小さな身体が大きく見えたが、インタビューを受けた時はまるで子どものようなはにかんだ顔だった。
今夜はWBCオーストラリア戦を観てしまうだろう。昨日(3・11)のチェコ戦は、岩手県出身の佐々木朗希投手が予想通りに好投した。私は大谷翔平選手の投球とホームランが見られればいいと思っていたのに、いつの間にか各選手の活躍を期待して見入っていた。今夜は誰が先発するのだろう。
スポーツはなぜか心をウキウキさせてくれる。各テレビ局がスポーツ中継しか放映しなくなったら、国民が喜ぶのか、それとも政府が喜ぶのか、どっちなんだろう。立憲民主党の議員が総務省の職員から入手した放送法に関係する文書を公開し、政府の見解を求めた。
総務省は行政文書と認めたが、当時の総務大臣の高市早苗さん(現:経済安全保障担当大臣)は、「私に関係する4枚は(略)、正しい情報ではなく捏造された行政文書によって、大臣や議員を辞職すべきではない」と答えていた。総務省は行政文書を捏造するのか、森友学園問題では部下に文書の改ざんをさせた官僚がいた。
放送も新聞も「政治的公平」でなくてはならないと政府は言う。公平とは何かという「解釈」では、「偏らない」ことだと言う。問題点を追及することが「偏る」というのであれば、「報道の自由」など存在しない。報道機関が問題点を掘り下げなければ、国民の「知る権利」は無くなる。
スポーツ番組ばかりでなくて、政府批判の番組も絶対に必要なのだ。国民がそれを応援しなければ、報道機関は政府の支配下となってしまう。国民の責任は大きく重い。
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