「父の日」でも「母の日」でも「子どもの日」でも、何でもいい。家族が集まる機会であれば、「七夕」でも「中秋の名月」でも構わない。忙しい現代の家族は、ゆったりと家族が顔を合わせる機会は少ないという。食事はみんな揃って食べるものだったが、別々の家庭もあると聞く。
家族が揃っても、「結局はあなたがお酒を飲んで一方的にしゃべるだけ」と批判される父親は、少し反省しなくてはならないだろう。私は年中行事を大切に行ってきたつもりだが、子どもたちはどんな風に受け止めていたのだろうか。
長女のところの小5の孫娘が、カミさんに「午後7時にみんなでラインしたい」と連絡してきたと嬉しそうに言う。先日、3家族でテレビ電話して、孫娘は何か感じるところがあったのかも知れない。本当は次女の6歳になったいとこと話がしたかったのではないだろうか。
長女のところは子ども2人、次女のところはひとりっ子。長女のところの上の娘は嫁に行き、実質的には小5の孫娘もひとりっ子のようなものだ。近所に仲良しの友だちはいるようだが、血のつながりはまた別のものなのかも知れない。
私は従弟がたくさんいたし、特に母の妹の次男とは歳が近く、よく遊んでもらった。それでも高校生になる頃には従弟たちとの交流は無くなった。祖母が亡くなると父の兄弟も来なくなり、母が亡くなると母の妹の家に行くことも無くなった。
大きくなれば、生涯の友に出会い、その付き合いが続くことになる。血のつながりでは得られない友情を味合うだろう。それでも家族は原点であるから、小さな時は特に集まりを持つ機会があった方がいい。小5の孫娘も6歳になった孫娘も、急に大きくなったように思うのはジイジの贔屓目かも知れない。
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