カミさんが起きてくる前に朝の食事を用意し、一緒に食べるが会話はしない。食器を食洗器に入れてセットし、次に洗濯機を動かし、「洗い終わったら干しておいてね」と言うと、「私が干してもいいの?」と聞くので、「太陽に当てるのだからいいんじゃないの」と答える。
私が出かける用意をしていると、「濃厚接触者なのに、どこへ行くの?他の人にうつさないでよ」と言うので、「ハイハイ。私は感染していませんから大丈夫です」と空返事をして家を出た。カミさんは感染者だけれど、いたって元気だから、昼食はひとりで作って食べられるだろう。
何しろ今日は、守山区での井戸掘り作業が待っているが、人手は私と先輩のふたりだけだ。ご主人が「鉄管を5メートル打ち込んだ」と言うのに、吸管を入れると4メートルしか入らなかった。ご主人は「先端の矢じりが鉄管の中に入ったからではないか」と推測する。そんなことは無いと思うが、そのためには鉄管を抜いてしまう必要がある。
三脚を組んで、チェンソウーで鉄管を引っ張り上げるしかない。ワイヤーロープが切れてしまったりして、散々な思いをしながらもなんとか鉄管を抜いた。けれど、やっぱり吸管は入らない。そこで鉄管の中の砂を取り出し、もう一度鉄管を入れてみる。やはり、3.5メートルくらいから入っていかない。
上からハンマーで叩くと、少しずつ入っていく。5メートルまで入ってくれないと、水を汲み上げることは出来ないだろう。もうここまで来たのだから、水を汲み出せるところまで頑張るか、諦めがつくところまでやり抜くか、どちらかだろう。今日は私と先輩のふたりだったから、作業はご主人と高1の息子がしてくれた。
さて、明日はもうひとり助っ人が参加するが、口は動くがなかなかのウルサ型だ。果たしてどうなることかと心配だ。それにしても成果が見られない作業は疲れる。
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