選抜高校野球大会は朝からの雨で中止になった。困った、見るテレビが無い。NHKのど自慢を観て、カミさんがいないので喫茶店に食べに行って来た。パソコンの前に座って操作していると、大府高校野球部監督の送別会がアップされていた。
大府は父の妹夫婦が、桃山公園に登って行く辺りに住んでいて、子どもの私は何度か行ったことがあるが、その頃は高校は無かった。叔母の家には、私より下の女の子とその下に男の子がいた。大府の子どもたちは名古屋へ出るか、刈谷にある2つの高校へ来るようだった。
叔母は刈谷にあるもう1つの高校で、事務をしていた。私が通っていた刈谷高校に、石膏像が無かったので高3の2月、叔母に頼んで同校の美術室でデッサンをさせてもらった。1月に父が亡くなり、急に美術科を受験することにしたからだ。
叔母の長女は私と同じように、高校の国語科教師になったようだが、どこの高校なのかも知らない。大府高校が創立されたのは、いつなのだろう。私が大府高校の名を知ったのは、大府高校野球部が甲子園大会に出場したからだった。
その時の投手が、後に巨人で活躍した槇原投手で、バッテリーを組んでいたのが後に、同校の野球部の監督、馬場茂校長だった。16日の馬場校長の送別会には槇原投手はじめ、教え子として選抜大会に出場した阪神OBの赤星憲広さんらが集まったとある。
大府高校とは何のかかわりも無いのに、大府の名を見ただけで懐かしくなる。こんな風に、人は繋がっていくのだろう。同郷とか、同年とか、共通なものを媒介に、親しみを感じるようだ。みんなが繋がれば、差別や排除は無くなるだろうに。
気になってテレビを点けると、尊富士が優勝杯を受け取るところだった。よかったネ。
110年振りの新入幕で優勝という快挙。初日から11連勝で大鵬の記録に並んだが
翌日負け。前場所で同じ様に新入幕で勝ち進んだ大の里と並び若い力士が続けて出た。
日本人の横綱が期待出来そうな相撲界でした。スポーツは面白い。