友だちに誘われて、地元の芸術大学で行われている先生たちの『作品展』を見て来た。大学の駐車場に何台もバスが止まっているし、駐車している車も多い。ずいぶん人気なんだなあーと思いながら行くと、「オープンキャンパスの受付」とある。そうなのか、大学が高校生のために行っている事業の1つとして、『作品展』が企画されているのだ。私服だったから分からなかったが、高校の制服の子もいたし親子連れもいて、オープンキャンパスは人気のようだった。
『作品展』を見て、私の頃とは全く違うと思った。作品の作り方や見せ方が変わってきた。私たち時代でも抽象画を描く人はいたが、私は精密な描写によって、現実とは違う空間を描くことに熱中していた。描くものは全て現実のものなのに、描かれた世界は全くの虚構、現実と思っている世界は虚構だという主張を込めていた。コンプレッサーがあれば、もっと写真のように表現できたのに、当時はボカシアミを使い時間をかけて仕上げていた。
先日も近くのイオンモールへ出かけた時、1階の西側で『花のイラスト展』が行われていた。愛知県のイラストレーターの作品展ならば、今は大学で教えている卒業生も出品しているだろうと思い、出品者の名前を見ると確かにあった。地元の芸術大学の先生たちの作品も、このモールでのイラスト展も、りテクニックが凄い。どのようにして仕上げたのだろうと知りたくなる。やっぱり私は一昔いや二昔も前の人間のようだ。
今晩は、21日から出かけるベトナム旅行の打ち合わせ会。打ち合わせとは名目で、このところみんなで会っていないから、ベトナムの話が終わったら「一杯飲みましょう」という段取りである。1品持ち寄りなので、私も鶏肉料理をする。酒のつまみには好評の1品である。来週は仙台の次女たちがやって来るし、6月は結構忙しい。寂しい思いをする暇はなさそうだ。
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