デイゴの花が咲き始めた。紺碧の空の下なら真っ赤な花弁が、いかにも南国の花らしいのに、今日の空は薄曇りで、湿度は高いが気温はそんなに高くない。冬には枝まで枯れ果てて、夏に花が咲くのだろうかと心配するが、今年も新しい枝が出てきて花を咲かせてくれた(写真)。
けれど、鉢植えではそろそろ限界になってきている。その上、年内にルーフバルコニーの防水工事が行われるので、花が終わったら株を切り、鉢から取り出してバラバラにするつもりだ。毎年、開花を心配するが、それでも必ず新しい枝が出てきて花を咲かせてくれる、沖縄の花、デイゴは逞しい。
生あるものは必ず死を迎える。植物学者の牧野富太郎氏は「雑草という名の植物は無い」と言う。どんな植物にも必ず名前があると。生あるものは全て、それぞれに役割が与えられている。人は一生かけて、自分の役割を追い求めるが、役割を知ることよりも、今を生きることに意味があるのだろう。
花にも大小あり、とてもきれいなものもあれば、見落としてしまいそうなものもある。人もまた、大きく立派な功績を成し遂げた人もいれば、毎日に追われて生きてきた人もいる。誰が良くて、誰が悪いなどと比べることは出来ないし、比べてみたところで何の意味も無い。
広末涼子さんは真剣に「恋」を求めていると私は思う。自分の家族や相手の家族に迷惑をかけたことは事実だろう。けれど、好きになったことを止めることは出来ない。人類がこの世に誕生して以来の課題だから。むしろ誰でもが結婚に縛られず、家庭に縛られなかったら、良いのかも知れない。
それは人類が、新しい規範を手に入れたのだ。その時、あなたはどうする?
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