夢を見た。これは面白いから記憶しておこうと思ったのに、どんどん忘れてしまった。私はタオルケット1枚、身体を包むようにして寝ている。その1枚のタオルケットに、鳥の羽のようなものが包み込まれていた。
身体をよじって、羽をつまみ出し、外に出した。すると羽は何かに変わった。見ると高価な、身につけるものだった。不思議だなと思っていると、タオルケットの中にたくさん溢れている。えっ、大金持ちになったのかと思った。
すると今度は、タオルケットが重くて石のような冷たいものになっている。寝返りを打って足で押し出そうとするが、なかなか出せない。思いっきり足を動かして、ここから脱出しなければと藻掻くがダメだ。
痛みで目が覚めた。左足の膝の上下が、猛烈に痛い。これはマズイと立ち上がろうとするが、痛くて立てない。我慢してやっとのことで立ち上がったが、痛くて歩けない。夢だったのだから、痛みは夢なのだと思うのに、現実に痛い。
夢と現実が一緒になり、何だか分からないが、足は痛くて歩くことが出来ない。そんな状態が午前中続いたが、いつの間にか痛みが取れて歩けるようになった。夢の前半部分は大金持ちになっていたはずなのに、鳥の羽しか思い出せない。
夢は吉の知らせなのか、凶の兆しなのか。現実に痛くて歩けなかったのだから、凶なのだろう。毎日、暑い日が続いているから、眠っていたけれど熱中症にでもなっていたのだろうか。夢の中で藻掻いていたのに、現実に痛みとして表れる貴重な体験だった。
8月はお盆を迎えるから、亡くなった人たちが「早くおいで」と誘ってくれているのかも知れない。「お誘いありがとうございます。そちらも暑いですか?」。
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