朝、9時からの受付だったのに、8時半前に病院に着いてしまった。受付だけでも済ませておこうと思ったが、既にたくさんの人が来ていた。しばらくして受付を済ませて待っていると、名前を呼ばれて血圧測定と採血が行われた。
これだけの人数では何時になるのか分からない、ただ待つより仕方ないと待合室のテレビを観ていた。妊婦さんもいれば、若い男性もいる。私を含めて、後期高齢者健康診断の人は提出する書類が多いのか、受付で手間取る人が結構いる。それでも受付嬢は優しく笑顔で、対応している。
言われるがままに動いて、やっとのことで「本日はこれで終了です」と、看護師さんがご苦労様でしたといった雰囲気で挨拶してくれる。ご苦労様はこれだけ多くの様々な受診者を、手際よくさばいていく看護師さんの方だ。
終わって、カミさんの推す喫茶店でモーニングにする。量も多くて腹いっぱいになる。家に戻ってお昼寝して、午後1時半の約束の場所へ行く。それから私に連絡をしてきた友だちと、彼が紹介したいという人と3人で、私が選挙の手ほどきをした人のところへと出かけた。
友だちが私に紹介したいという人は、八事日赤病院の救急医療を担当していた医師で、今度の衆議院選挙に立候補を決意していた。どうして立候補しようと思ったのか、彼の篤い思いを聞いた。これからの医療のあり方を考えることなく、現状に安住している政治への危機を熱っぽく語る。
こういう人こそ国会へ行くべきだ。けれど、選挙で当選できなければ、どんなに立派な気高い意志だけではどうにもならない。日本の選挙は、まだまだ古い地域の繋がりが土壌になっている。果たして、私に何が出来るのだろう。
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