友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

春うららのひと時だった

2024年03月27日 18時09分52秒 | Weblog

 今日は水曜日、カミさんは眼科を受診する予定日だったのに、「別に今日でなくてもいいから、午後からどこかへ行かない」と誘って来る。昼でもモーニングを提供する喫茶店があるから、その店に行くのかと思ったら、昼食は却下された。

 高校野球が見たかったのだ。第1試合は三重の宇治山田商と千葉の中央学院、圧倒的に中央学院の勝利に見えたのに、宇治山田商が粘りを見せた。結果は6対7で、かろうじて中央学院が勝った。

 第2試合は青森の青森山田と広島の広陵の試合で、息詰まる展開だった。両チームの投手の投げ合いで、なかなかランナーを出すことが出来ない。青森はヒットすら出なかった。これは広陵が勝つなと思って見ていた。

 7回までは0対0だったのに、8回に広陵が2点を先取し、これで終わったと思ったが、その裏に青森山田が2点を上げて追いついた。さらに、9回に広陵が3点を上げ、もう決まったと思ったが、青森山田が同点にして、10回のタイブレークとなった。

 試合巧者の広陵の勝利と思って見ていたが、先攻の広陵は得点出来ない。そして青森山田は激的な勝利を導き出した。「アメリカの大リーグも大したことないね」と私が言った時、卒業生が「それは違いますよ。プロに比べて、高校生は真剣にやっているだけで、実力は大違いです」と教えてくれた。

 夢を追っている高校生と、生活のためのプロ選手の違いと納得した。試合が終わって、小牧のメナード美術館へ出かけた。メナード美術館は小さいが、ここの学芸員の企画は面白い。今回のテーマは「花ひらく春」で、花を集めている。

 何度も通っているから、以前も見た作品なのに、テーマの紹介に魅かれてしまう。平日なのに駐車場が満車だった。困ったなと思ったら、係りの高齢の男性が隣の駐車場を指示してくれた。会館の中も私たちのような高齢の夫婦が多かった。

 絵画を観たり、音楽を聴いたり、映画や芝居を観たり、やっと余裕が出て来たのかも知れない。天候もよく、春うららのひと時だった。帰りは、いつでもモーニングの喫茶店でコーヒーを飲んだ。ここもやはり、高齢者で埋まっていた。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「昨日は人の身 今日は我が身」 | トップ | 芸術の範囲と価値が変わってきた »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事