喫茶店で高齢の女性たちが、大谷翔平選手のことを話していた。どこへ行っても大谷選手は話題の中心だ。「大谷君は、ウチの中学生の孫と同じくらい、子どもだね。世間が全く分かっていないもの」。「でも、しっかりした奥さんらしいからよかったわね」。「中学生カップルといったレベルよ」。
他人のことは何とでも言える。もし、我が子であれば、そんな悠長なことは言っておれないだろう。公務員や学校の先生が、盗撮したと話題になっている。「とてもキレイな脚だったので、つい」スマホを向けたと弁明していた。いくらキレイでも、盗撮したら犯罪でしょう。でも、その心理、分かる。
神戸大学のバトミントン同好会が、富山県での春合宿で信じられないドンチャン騒ぎをして、大学幹部が記者会見して謝罪していた。障子戸を破り、そこに顔を突き出していたり、胴上げして天井に穴をあけたり、壁にキムチを塗りつけたり、備品を壊したり、全く大学生とは考えられない行為の数々だ。しかもSNSで発信されている。
酔っぱらって、ふざけ合ったのだろうが、小学生が修学旅行で枕投げをする、レベルを超えた迷惑行為だ。大学が謝罪会見する前に、イタズラした本人たちを記者の前で謝らせた方がいい。60年安保や70年学園紛争の時も、学生たちは大学の器物を破壊し、公道で暴れたりした。あの時はそれでも、大義があった。
大谷選手の通訳を勤めていた水原一平さんの、違法賭博が問題になっている。おばさんたちは大谷選手が「シロ」だと信じているし、私もそう願っているが、どんな展開になっていくのか心配だ。人は金に弱い。真っ当に働いて得る金は大事に遣うけれど、賭博で得るともっと儲けようとする。「昨日は人の身 今日は我が身」。
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