昨日、「2千5百円の臨時収入があった。明日は何して遊ぼうか」などと軽薄なことを書いてしまったところ、詐欺かも知れないので注意するようにと、「通りすがり」の方からコメントをいただいた。毎日、ヒマしている私は「不用品の買い取り」が、どういうものか見てみたいと思ったので来てもらったが、確かに慎重であるべきだと反省している。
買い取りに来る会社は事前にインターネットで調べておいた。事典を買い取りに来るのに、台車を持って来ていなかったし、「不正な会社ではない」ことを強調していたから、事典ではなく別の物が欲しかったのだと理解した。私も手ぶらで帰すのは気の毒と思っていたので、腕時計などを用意しておいた。
今日、その話を昔、一緒に働いた女性に話した。彼女が私の書棚を見ていたので、「街のどこかに、勝手に来て、勝手に本を読んだり、本を持って帰られる場所があるといいね」と言ってみた。彼女は「仕事を辞めたら、家の1階を開放して、飲み食いしてもいいし、宿題やってもいい、そんな子どもたちが気楽に集える場所にしたい」と言う。
「もし、自死が認められるならそうしたい。死ぬ日が分かっていれば、その日まで頑張れる」とも言う。まだ、還暦にもなっていないのに、死のことまで考えているのかとビックリした。けれど、人の死は神様が決めることと理解している。自宅を学校へ行けない子のために開放する、そんな夢を描いている彼女はきっと、さらに楽しいことや遣り甲斐のあることを探していくだろう。
久しぶりにカラカラと笑う彼女と話し、私は充実した時間を与えてもらった気がした。
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