友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

元気なうちにまた会いましょう

2023年02月03日 18時03分12秒 | Weblog

 豊田市民ギャラリーでの中学の同級生の写真展に行ってきた。昨年と同じ場所なのに、駅を出ると迷ってしまった。私は地理感が良い方だと思っていたのに、豊田市駅前はどこか変わった感じがしてしまい、ブラブラ歩いてみた。

 行き交う人に尋ねても、「知らない」と言う。これはまずいぞと思い、豊田参号館という公共施設らしい建物に入って、「豊田市民ギャラリーへ行来たいのですが」と聞いてみたが、その人も分からなくて、「2階に事務所があるので、そこで聞いてみてください」と言う。

 とても親切な人だったので、言われるままに2階に上がったが、事務所らしきところが見当たらない。約束の時間をオバーしていたので、一緒に行こうと誘ってくれた友だちに電話する。私が思っていた場所の反対側だった。

 ギャラリーに着くと、友だち2人は既にいた。写真を展示している彼女と4人で作品を見て回る。彼女の作品はギャラリーを入った最初のコーナーに展示されていたから、グループとしても見せたい作品のようだ。展示作品を眺めた後、彼女を喫茶店に連れ出した。

 中学時代の話で盛り上がる。意外だったのは、私たちのクラスで1番成績の良かったケイコさんが、彼女に「野球部のイトウ君が好きなので、間を取り持ってくれない」と、頼んだという話だった。好きとか恋とか、そんなこととは無縁な女性だと思っていたからだ。

 高校も一緒だったが、ケイコさんは常にトップクラスだった。大学は津田塾に入学した。私は彼女が帰郷した時に1度だけ、星空を見ながら話したことがある。今日、一緒に行った友だちが、「オレは彼女よりもテストの順位が上になったことがある」と言った。

 いつもふざけてばかりいる男だったのに、成績の実力はかなりのものだったのだと思い知らされた。写真に生き甲斐と仲間の良さを感じている彼女はクラス会の役員なので、「今年はどこかで開いて欲しい」とお願いする。岡崎に住む友だちは、「新聞部の仲間の集まりを呼び掛ける」と言ってくれる。

 懐かしさばかりが積もるのは、老いたる証拠だろう。「元気なうちにまた会いましょう」と言って別れた。

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明日はどんな話が飛び出すのだろう

2023年02月02日 17時09分32秒 | Weblog

 パソコンでDVDが見られないことや、プリンターに紙が挟まって取れなくなったことで、パソコン屋さんに来てもらった。紙詰まりはあっという間に解決できた。DVDの方は「無料ソフトをダウンロードしておきましょう」と、操作していった。

 紙詰まりも、私はプリンターの裏側から取り除こうとしていたが、彼は前側を開けて、難なく引っ張り出した。DVDは映画好きの友だち3人で制作した8ミリと映写を見ながら録音したテープを、DVDに仕上げた貴重な作品なので、見られないことが残念でならなかった。

 「これで見られますよ」と言う。もう1枚の音楽祭ものを手渡して、「これも見られないんですが」と言うと、「これはCDですね。裏を見てもらうと、DVDとCDは色が違うでしょう」と教えてくれる。言われるまで、全く気が付かなかった。

 仕事が終わったので、お茶を飲んでもらった。「急須で入れたお茶は美味しいですね。会社ではペットボトルしか置いてないし、家でも日本茶を飲むことは滅多にないですから。寒い時に、急須で飲むお茶は懐かしい気持ちになります」と言う。

 「小学校の時、校長先生が朝礼で、『1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。あっという間に過ぎてしまう』と話したけど、1月から3月は行事も多く、あっという間ですね」と話す。お正月を迎えたばかりだったのに、明日はもう節分だ。

 明日は友だちに誘われて、豊田市の豊田市民ギャラリーで行われる写真展を観に行く。写真を出品しているのは、中学3年の時の同級生の女性だ。ソフトボール部に属し、明るく活発な女の子で、男子の多くが好きだった。修学旅行のバスの中で歌ったが上手く、人気者だった。

 昨年も友だちと写真展を観に行ったが、カメラ雑誌に掲載される腕前はかなり本格的だった。友だちも大府市の広報紙に載るほどの写真好きで、彼女に大いに刺激を受けたようだ。私は彼女が中学生のままの明るさと伸び伸びとした性格に魅了された。明日はどんな話が飛び出すのだろう。

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いつか必ず克服するだろう

2023年02月01日 17時46分05秒 | Weblog

 マンションの緑地帯で、水仙が咲いている。我が家の鉢植えの水仙は背丈が伸びなくて、まだ蕾も出来ていない。友だちが「家を建てるために整地する畑があるの。そこの水仙が可哀想だから貰って行ったら」と、言われて頂いてきたものだ。

 あれから何年経っているのだろう。直径55センチ、深さ23センチの大きな鉢で育てているが、どうも密集度が高いのか根が混み合っている。生育が悪いのは肥料不足なのか、そう思って夏に肥料は与えたが、やはり株分けが必要のようだ。

 マンションの緑地帯に花を植えている人たちがいる。私が自治会長の時、予算をつけて花作りを応援した。けれど、花の世話の好きな人は、整然と植える派とイングリッシュガーデンのような雑然と植える派に別れていて、なかなか折り合わないようだ。

 私はそれぞれが、好きなように花の世話をしてくれればよいと思っている。それでも、見た目が一番肝心なので、春先から秋にいろんな花を咲かせて欲しいと願っている。我が家の水仙を株分けして、緑地帯のどこかに植えてやればいいのか、ちょっと手が出ない。

 植物も動物も全てが子孫を残すために生きている。動物は弱肉強食が当たり前だが、弱いものはたくさん産むことで、子孫を絶やさないようにしている。自分で動けない植物は鳥に実を食べさせたりして、新天地を見つけるが、実をつけない植物はどのように子孫を守っているのだろう。

 中国は人口減に転じた。ニュースで見ると、人々はファッションも豊かで、車や家を持ち、すっかり先進国入りしている。豊かになれば、旅行に出かけたり、贅沢品も買う。それでますます経済は成長するが、いつか今の日本のように成長が止まる時がくるはずだ。

 我が家の鉢植えの水仙は、思い切った株分けが必要だが、そんなことの出来ない世界はどうすればよいのだろう。人類は幾多の苦難を自分自身で乗り越えてきたから、いつか必ず克服するだろうと思うけれど、それは私の勝手な思い込みなのかも知れない。

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