月刊誌「俳句四季」11月号!
〜俳句大学 Haiku Column 「Today's KIGO」〜
◆俳句総合誌『俳句四季』11月号が発行されました。
◆俳句大学 〔Haiku Column〕の「Today's KIGO(今日の季語)」から季語の紹介と選句を掲載しています。また、「俳句四季」4月号から毎月連載して行きます。
◆例えば、ある日本の国際俳句大会で「難民の/口元に差し出す/マイクロフォン」の俳句が大会賞を受賞しているように、三行書きにしただけで散文的な国際俳句が標準になっていることに危惧を覚えて、俳句の本質かつ型である「切れ」と「取り合わせ」を取り入れた二行俳句を提唱して行きます。
また、KIGO(季語)を使ったHaikuの可能性を追求して行きます。
◆2017年7月にフランス語圏、イタリア語圏、英語圏の55人が参加する機関紙「HAIKU」を発行しました。12月20日発行の2号では91人が参加しました。また、5月31日発行の3号では96人が参加し、320ページを数えます。さらに、12月26日発行の4号では112人が500ページを数えます。そして5号では150人が参加して、550ページを越えて、8月1日に出版しました。また、今年末には「国際歳時記」の第1段として【春】を出す予定です。
◆最近では華文二行俳句のコンテストを行い、華文圏に広がりを見せて、遂に、2018年11月1日に二行俳句の合同句集『華文俳句選』が発行されました。
◆なお、総合俳句雑誌「俳句界」12月号(文學の森)の特集に「〔Haiku Column〕の取り組み」について」3頁に渡って書いています。
◆どうぞご理解ご支援をお願いします。
Le Novembre d'avril de「HAIKU SHIKI」!
〜Haikus du mois de Haiku Colum
◆Le Novembre d'avril de HAIKUKAI 俳句四季 vient d'être publié.
◆il contient les meilleurs haikus du mois avec KIGO selectionnés par M. Nagata.
◆Selon ce plan nous allons continuer à publier des haikus en deux lignes avec kire et toriawase.
The November issue of 「HAIKU SHIKI]!
〜Haiku Colum of Haiku University [Monthly best Haikus]〜
◆the November issue of HAIKU SHIKI has just been published.
◆It contains the best haikus with KIGO selected by M. Nagata.
◆according to the plan, we will continue to publish 2 lines haikus with kire and toriawase.
【俳句四季11月号(KIGOとHAIKU)】
秋の季語月刊「俳句四季」俳句四季用秋の季語と句(11月号)
夜長 よなが yonaga / long night / nuit longue
※
タンポポ 亜仁寿
●
long night
chamomile tea beside the bed
タンポポ 亜仁寿
夜長
ベッドの横にカモミールティー
※
Bruno Robert
●
longue nuit
penser à repeindre le plafond
ブリュノー ロベルト
●
夜長
天井を塗ろうかと思う
※
Grace Vee
●
two teacups in a small garden
Long night
グラス ヴェー
●
小さい庭に二つのティーカップ
夜長
月 つき tsuki / moon / lune
※
Sarra Masmoudi
●
l'odeur du pain emplit la bourgade~
lune de l'aube
サラ マスモウディ
●
パンの匂いが村を満たす
夜明けの月
※
Florence Mühlebach
●
la lune se mire dans la piscine ~
plongeon
【美音訳】
reflection of the moon in the swimming pool~
diving
フロランス ミュールバッハ
●
月はプールに写る
ダイビング
※
Ayung Hermawan
●
moonlight line
sea foam splits coral on the coas
アユング ヘルマワン
●
月光の帯
海の泡は沿岸の珊瑚を分ける
秋の風 あきのかぜ akinokaze / autumn wind / vent d’automne
※
Sofyan Hadi
●
autumn wind
yellow ginkgo leaves in the temple grounds
ソフラン ハディ
●
秋の風
黄色い銀杏の葉が寺の地面に
※
Michèle Lila Harmand
●
mille-feuille -
les pages de ses saisons au vent d’automne
ミシェル リラ ハルマンド
●
ミルフィーユ
秋の風に季節のページ
※
Kamel Meslem
●
vent d'automne
bâton en main le vieillard revient en soupir
カメル メスレム
●
秋の風
棒を持った老人がため息をつきながら戻って来る
稲妻 いなずま inazuma / lightning / éclair
※
Soucramanien Marie
●
Éclairs-
La lame vive des coupeurs de cannes à sucre
スークラマニエン マリー
●
稲妻
サトウキビを刈るナイフの鋭い輝き
※
Francesco Palladino
●
lightning-
naked on this earth
フランチェスコ パラディノ
●
稲妻
この地球上で全裸
※
Bulle DesTerres - ljb
●
de nuages en nuages les éclairs blancs
larmes dans tes yeux
ビュル デ テール
●
雲から雲へ白い稲妻
お前の目の中の涙
渡り鳥 わたりどり wataridori / migratory bird / oiseau migrateur
※
Rina Darsa Bonanza
●
migratory birds
train slowly crosses the bridge
リナダルサ ボナンザ
●
渡り鳥
列車がゆっくりと橋をわたる
※
Agus Maulana Sunjaya
●
adding the last chapter
migrating bird
アグス マウラナ スニアヴァ
●
最後の章を加える
渡り鳥
※
Li
●
the house is empty without occupants
migratory birra
リー
●
住む人のない空っぽの家
渡り鳥
秋の蛇 あきのへび akinohebi / autumn snake / serpent d’automne
※
Rina Bonanza Darsa
●
autumn snake
sound of friction dry leaves in the dark
リナ ボナザ ダルサ
●
秋の蛇
暗闇で乾いた葉のこすれ合う音
※
Isni Heryanto
●
branching tongue licked the wind
autumn snake
イスニ ヘヤント
●
枝分かれした舌が風を舐める
秋の蛇
※
Cucu Hermawan
●
autumn snake skin on rock -
today is my birthday
クク ヘルマワン
●
秋の蛇の抜け殻が岩の上
今日は私の誕生日
〜俳句大学 Haiku Column 「Today's KIGO」〜
◆俳句総合誌『俳句四季』11月号が発行されました。
◆俳句大学 〔Haiku Column〕の「Today's KIGO(今日の季語)」から季語の紹介と選句を掲載しています。また、「俳句四季」4月号から毎月連載して行きます。
◆例えば、ある日本の国際俳句大会で「難民の/口元に差し出す/マイクロフォン」の俳句が大会賞を受賞しているように、三行書きにしただけで散文的な国際俳句が標準になっていることに危惧を覚えて、俳句の本質かつ型である「切れ」と「取り合わせ」を取り入れた二行俳句を提唱して行きます。
また、KIGO(季語)を使ったHaikuの可能性を追求して行きます。
◆2017年7月にフランス語圏、イタリア語圏、英語圏の55人が参加する機関紙「HAIKU」を発行しました。12月20日発行の2号では91人が参加しました。また、5月31日発行の3号では96人が参加し、320ページを数えます。さらに、12月26日発行の4号では112人が500ページを数えます。そして5号では150人が参加して、550ページを越えて、8月1日に出版しました。また、今年末には「国際歳時記」の第1段として【春】を出す予定です。
◆最近では華文二行俳句のコンテストを行い、華文圏に広がりを見せて、遂に、2018年11月1日に二行俳句の合同句集『華文俳句選』が発行されました。
◆なお、総合俳句雑誌「俳句界」12月号(文學の森)の特集に「〔Haiku Column〕の取り組み」について」3頁に渡って書いています。
◆どうぞご理解ご支援をお願いします。
Le Novembre d'avril de「HAIKU SHIKI」!
〜Haikus du mois de Haiku Colum
◆Le Novembre d'avril de HAIKUKAI 俳句四季 vient d'être publié.
◆il contient les meilleurs haikus du mois avec KIGO selectionnés par M. Nagata.
◆Selon ce plan nous allons continuer à publier des haikus en deux lignes avec kire et toriawase.
The November issue of 「HAIKU SHIKI]!
〜Haiku Colum of Haiku University [Monthly best Haikus]〜
◆the November issue of HAIKU SHIKI has just been published.
◆It contains the best haikus with KIGO selected by M. Nagata.
◆according to the plan, we will continue to publish 2 lines haikus with kire and toriawase.
【俳句四季11月号(KIGOとHAIKU)】
秋の季語月刊「俳句四季」俳句四季用秋の季語と句(11月号)
夜長 よなが yonaga / long night / nuit longue
※
タンポポ 亜仁寿
●
long night
chamomile tea beside the bed
タンポポ 亜仁寿
夜長
ベッドの横にカモミールティー
※
Bruno Robert
●
longue nuit
penser à repeindre le plafond
ブリュノー ロベルト
●
夜長
天井を塗ろうかと思う
※
Grace Vee
●
two teacups in a small garden
Long night
グラス ヴェー
●
小さい庭に二つのティーカップ
夜長
月 つき tsuki / moon / lune
※
Sarra Masmoudi
●
l'odeur du pain emplit la bourgade~
lune de l'aube
サラ マスモウディ
●
パンの匂いが村を満たす
夜明けの月
※
Florence Mühlebach
●
la lune se mire dans la piscine ~
plongeon
【美音訳】
reflection of the moon in the swimming pool~
diving
フロランス ミュールバッハ
●
月はプールに写る
ダイビング
※
Ayung Hermawan
●
moonlight line
sea foam splits coral on the coas
アユング ヘルマワン
●
月光の帯
海の泡は沿岸の珊瑚を分ける
秋の風 あきのかぜ akinokaze / autumn wind / vent d’automne
※
Sofyan Hadi
●
autumn wind
yellow ginkgo leaves in the temple grounds
ソフラン ハディ
●
秋の風
黄色い銀杏の葉が寺の地面に
※
Michèle Lila Harmand
●
mille-feuille -
les pages de ses saisons au vent d’automne
ミシェル リラ ハルマンド
●
ミルフィーユ
秋の風に季節のページ
※
Kamel Meslem
●
vent d'automne
bâton en main le vieillard revient en soupir
カメル メスレム
●
秋の風
棒を持った老人がため息をつきながら戻って来る
稲妻 いなずま inazuma / lightning / éclair
※
Soucramanien Marie
●
Éclairs-
La lame vive des coupeurs de cannes à sucre
スークラマニエン マリー
●
稲妻
サトウキビを刈るナイフの鋭い輝き
※
Francesco Palladino
●
lightning-
naked on this earth
フランチェスコ パラディノ
●
稲妻
この地球上で全裸
※
Bulle DesTerres - ljb
●
de nuages en nuages les éclairs blancs
larmes dans tes yeux
ビュル デ テール
●
雲から雲へ白い稲妻
お前の目の中の涙
渡り鳥 わたりどり wataridori / migratory bird / oiseau migrateur
※
Rina Darsa Bonanza
●
migratory birds
train slowly crosses the bridge
リナダルサ ボナンザ
●
渡り鳥
列車がゆっくりと橋をわたる
※
Agus Maulana Sunjaya
●
adding the last chapter
migrating bird
アグス マウラナ スニアヴァ
●
最後の章を加える
渡り鳥
※
Li
●
the house is empty without occupants
migratory birra
リー
●
住む人のない空っぽの家
渡り鳥
秋の蛇 あきのへび akinohebi / autumn snake / serpent d’automne
※
Rina Bonanza Darsa
●
autumn snake
sound of friction dry leaves in the dark
リナ ボナザ ダルサ
●
秋の蛇
暗闇で乾いた葉のこすれ合う音
※
Isni Heryanto
●
branching tongue licked the wind
autumn snake
イスニ ヘヤント
●
枝分かれした舌が風を舐める
秋の蛇
※
Cucu Hermawan
●
autumn snake skin on rock -
today is my birthday
クク ヘルマワン
●
秋の蛇の抜け殻が岩の上
今日は私の誕生日