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潮風に包まれて!

2016年11月16日 | O60→70(オーバー70歳)
11月12日の土曜日、横浜の海辺を散歩しました。碇泊している飛鳥2からは、カーン、カーンという工事の音が聴こえてきました。
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ちょい飲みが流行っています!

2016年11月16日 | O60→70(オーバー70歳)
▶︎横浜駅西口では、午後5時から7時(土日祝日は午後4時から7時)までのハッピータイムがとても繁盛しています。
▶︎サラリーマンのお小遣いが減り続けているのこと、そして、元気な定年退職後の年金生活者が多いことから、昨今、格安かつ明るい時間帯からお酒をちょい飲みできる場所が増えています。
▶︎松屋、吉野家あたりでも、一定の客層に支持され、日高屋での生ビールと餃子、お手軽さが受けてリピーターも多いですね。先日、天丼てんやで初めて「生ビールセット」をいただいてみました。税別で580円、軽く一杯の有力な選択肢になり得ると思いました。
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『世界共和国へ』 (その20)

2016年11月16日 | O60→70(オーバー70歳)
【119ページ】
国家の自立性は、戦争において示されると私はいいました。通常、国民は、国家というものが実のところ、つねに他国との戦争に備えていることに気つきません。だから、戦争は突然の出来事のように見えます。しかし、それは長期的な展望と戦略によって用意されたものです。そして、それを実行するのが常備軍と官僚機構です。これらが西ヨーロッパでは絶対主義国家によって形成されたものだということは、すでに述べました。
では、それは、絶対主義王権が市民革命によって廃棄されたあと、どうなったのでしょうか。軍と官僚機構は廃棄されるどころか、質量ともに増大したのです。そして、それは別に国民のためではありません。国民主権の下であろうと、国家はそれ自身のために存続しようとするのです。

【122ページ】
議会制民主主義が発達したはずの今日の先進国において、官僚制の支配はますます強まっています。ただ、そのように見えないようになっているのです。議会制民主主義とは、実質的に、官僚あるいはそれに類する者たちが立案したことを、国民が自分で決めたかのように思いこむようにする、手の込んだ手続きです。
20世紀において、国家がケインズ主義的な経済介入、さらに社会福祉や労働政策・教育政策をとるようになったことが注目されます。しかし、国家が経済に介入しなかった時期などあったためしはないというべきでしょう。たとえば、19世紀に経済的な自由主義と呼ばれたものは、政治的・経済的に世界のヘゲモニーをもったイギリス国家の「経済政策」であって、それはその体制を守るための巨大な軍事予算と課税にもとついていました。保護主義的な政策をとった後進資本主義国家、フランス、ドイツ、日本などにおいて、国家の経済への介入は自明のことです。まさしく国家が資本主義経済を発展させたのです。そして、それを担ったのが官僚機構です。

(ken) 日本で暮らす私たちにとって、「国家はそれ自身のために存続」することを肝に銘じておくことが大切です。また、「議会制民主主義と官僚制」については、現在の日本をみても深く結びついています。(つづく)
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