前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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県議会決算委員会。新幹線福井延伸と在来線考える会が県要望。小学校の教室の窓ガラスなどは安全性の高いものに。避難所となる体育館の課題も。

2020年11月06日 | 福井県政
 昨日は県議会決算委員会で要望事項の取りまとめ、午後は新幹線福井延伸と在来線を考える会の橋川事務局長、鈴木県労連議長、山野世話人が県要望。新幹線敦賀開業時に現在の本数での特急乗り換えが確保できるのか、北陸本線の第三セクター化での運賃値上げはおこなわないこと、などを申し入れました。私も同席しました。
 県側は「JRは開業前にダイヤを発表するが、県としては現行の本数確保を求めている」「北陸3県では福井県が一番在来線利用者は少ない。一定の値上げは必要」などと答えました。
 会側からは、「新幹線開業遅れでさらに県民負担が増えないように」「3セク鉄道は、運賃値上げか税金投入か、で選択するのではなく国にも公費負担を求めるべき」などを要望しました。



FBCニュースより



福井新聞より







 福井市内の小学校では、校舎、体育館など30年から40年たっておりいろいろ不具合がでている点での改善要望をお聞きしました。
●教室の窓ガラスが建設当時のうすいガラスで、地震などで割れると生徒の頭上からふりそそぐことになり危険。養生テープでとりあえず対応しているが、プラスチックのものに替えるなどしてほしい、と。
→ 建物の耐震化は終わっていますが、窓ガラスなどの対策も必要ですね。

●体育館が歪んできている。下の窓は既成のものでは通用せずに、歪みに応じて1か所ずつ作成してもらった。この間の地震で沈下もみられる。
→ 福井市では公民館から体育館に地域避難所も変更されており、大地震の時に活用できないのでは大変です。抜本改修などが必要ですね。

★新幹線開業へ、新幹線駅や再開発などに巨額の税金投入ではなく、肝心の子どもの居場所、地域住民の避難所などの安全対策こそ予算を思い切って増やすべきでしょう!