前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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新幹線工事遅れ。国の検証には福井県推薦の専門家も。機構「われわれも成功体験があってなんとかしたい」ときた。

2020年11月13日 | 福井県政
  昨日は打ち合わせ、議会研修会では藻谷ゆかり氏によるコロナ移住についての講演。
  新幹線工事遅れに関しての全員協議会では、国土交通省 江口秀二大臣官房技術審議官、鉄道建設運輸施設整備支援機構 小島滋副理事長から謝罪と説明。自民は山岸会長が工期延長は認められない、などと抗議して、自民議員全員が退出。全員協議会は不成立となりました。怒りはわかりますが、問題と課題を糺し、県民の前に明らかにするのも議会の役割でしょう。

  会場を会議室に移して、ほかの会派対象に質疑応答の機会がつくられました。
公明党の西本議員は冒頭、意見を述べて退出。民主みらいの西畑会長、辻幹事長は不参加。
参加は細川、渡辺、野田各議員と私でした。
 私は、国の検証委員会に福井県推薦の専門家を入れることを要求。今回の経緯について糺したのに対し、機構副理事長は「われわれも成功体験があってなんとかしたい」と、当初2年遅れを1年半になった、などと答えました。トンネルの盤ぶくれについては設計ミスなどではなく、対策はしていたが予期せぬ事態だった、と答えました。
 また、全体が1年半だが金沢以西の部分開業はありうるのか、について、江口審議官は明確な答弁を避けました。

  ほかの議員からも、福井県の工事費負担増の問題や再開発などへの影響と責任などについて質疑がありました。

  夜は九条の会定例会で、岩波新書 女性のいない民主主義、をテキストに私がチューターをつとめました。



福井新聞より