前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福井市9条の会宣伝。藤野衆議院議員の原発問題講演会、原発連絡会総会

2016年10月17日 | Weblog
  新潟知事選挙で、原発再稼働反対を掲げる野党共闘の米山候補が勝利しました。
福島原発事故をうけて、国民の原発再稼働反対の世論はますます高まっています。
鹿児島、新潟と野党共闘知事が勝利しました。福井県民も原発推進政治を変えるために頑張ろう。

昨日は、福井駅前で、福井市9条の会が戦争法反対、9条守ろう!のアピール行動に参加しました。
ビル風が強くて大変でしたが、元気に頑張りました。





原発問題住民運動福井県連絡会は16日、福井市内で講演会と総会を開催しました。日本共産党の藤野やすふみ衆議院議員が原発をめぐる情勢と世界の動き、と題して講演しました。
川内原発が定期検査に入れば、伊方しか再稼働している原発はなくなり、安倍政権の思うように進んでいない、この背景には国民の世論と運動がある、と強調しました。
8月に高浜原発事故を想定しておこなわれた広域原子力防災訓練について、倉林明子参議院議員の質問でも、いかに机上の空論か、浮き彫りになり、安倍総理も、訓練だから、などと答弁。実際には逃げられない計画であることが明らかになった、と強調しました。
若狭湾での集中立地については、高浜、大飯の同時の複合災害を原子力規制委員会は考えていない、と指摘。また、40年超える運転を規制委員会が相次いで認めるなど原則か破られている、と批判しました。
藤野衆議院議員は、海外調査の内容も紹介し、ドイツでは、過酷事故を考えた設計となっていない古いタイプの原発再稼働は論外とされている、と紹介しました。
最後に、地域が原発依存から脱却するうえで、かつての産炭地域には40年で4兆円が支援されたこともあるが、雇用支援には14パーセントにとどまっていた、こういう教訓を活かしていくことが必要、と話されました。

開会あいさつは奥出代表委員が、閉会あいさつは私がおこないました。参加されたみなさん、ありがとうございました。

 その後、連絡会の年次総会を開催し、今後の活動方針、財政計画などを決めました。私もひきつづき代表委員となりました。事務局長は林広員さんです。





いよいよ本日16日午後2時から藤野衆議院議員講演会

2016年10月16日 | Weblog
昨日は、私学振興大会や街頭演説などでした。

いよいよ本日16日午後2時から原発問題での藤野衆議院議員講演会です。
福井市光陽の福井県社会福祉センターです。

1兆円以上の税金投入しながら事故、トラブル続きの原発もんじゅ。40年運転の規制を外して60年間も運転しようという無謀な計画。
私たち県民が止めなければ、次の大事故は福井となりかねません。
ぜひ、ご参加ください。

年金一揆集会とデモ行進。再稼働反対金曜行動、安倍総理の迷答弁を紹介

2016年10月15日 | Weblog
  昨日は年金一揆集会が福井市中央公園で開催されました。年金者組合の山野委員長、県労連、民医連、高教組の代表とともに日本共産党からわたしもご挨拶させていただきました。
  秋晴れのさわやかな天気のもとで、集会後はデモ行進もおこないました。
年金を下げるな!のコールに、商店街から手をふる方もおられました。
 わたしたちが納めている年金掛け金で株を買い支えている異常、さらに10兆円もの巨額損失をだした異常。そして下がり続ける年金受取額。政治を変えましょう!








 夕方は、再稼働反対金曜行動。昨日の倉林参議院議員の高浜原発事故想定の広域避難訓練についての国会質疑の模様も報告しました。「今回は訓練ですから。ほんとの事故の際にはきちんとやる」云々?おいつめられた安倍総理の迷答弁を紹介しました。
もんじゅは廃炉に。老朽化原発の無謀な再稼働許すな!原発事故時に住民避難できない再稼働反対!


福井県議会政務活動費報道について

2016年10月14日 | 福井県政
定例議会が終わったら、議員の事務所費用をめぐる政務活動費の問題が相次いで報道され始めた。県会自民党議員の何人かが親族が管理する物件を事務所に借りて政務活動費から支払いをおこない、結果的に親族に税金が還流している、という指摘だ。
領収書偽造などの問題とは性格が違うが、こういう点も疑いをもたれないようにする必要があります。ただ、こういう問題は事務所費だけではなく、同じ観点からみれば、印刷費や事務機器・用品購入・リースなどの経費についても検証が必要になるでしょう。

 かくいう私も事務所電話代を事務のミスでNTTに二重払いしていた点を監査で指摘されました。
二重に受け取ったことになる1296円を返還しました。

 私は昨年、議会改革検討会議に「政務活動費について、領収書添付をより徹底する。あわせて、県議会HPで各会派・議員の政務活動情報を公開する」ことを提案しています。
 今回の私のミスも領収書が添付されていたから第三者の監査によって発見されました。
 今後、県議会改革議論の中で県議会HPでの公開などさらに第三者が検証しやすいようにすすめていくことが求められると思います。




  
■昨年、2015年6月に新任期がはじまった際に私が議会に提案した改革提案

福井県議会議長 仲倉典克様
議会改革検討会議 各委員様

              6月26日  日本共産党福井県議会議員団 佐藤正雄

 県議会の新しい任期がはじまり、議会改革についての議論も再開されます。前期は議会基本条例制定等すすめてきましたが、いっそう条例の趣旨の実現のために以下、提案いたしますので、ご検討をよろしくお願いいたします。

一、 県民への情報公開をいっそう促進する
この間、ネット配信など県議会としても努力してきました。
① 常任委員会・特別委員会審議のネット配信に取り組む。
② 県内を各ブロックにわけ、年に1回程度ずつ県議会としての県政報告公聴会を開催する。
③ 政務活動費について、領収書添付をより徹底する。あわせて、県議会HPで各会派・議員の政務活動情報を公開する。
④ 政務活動費で購入した書籍・DVDなどについて、議会図書室に収納できる規定をもうけ、県民に役立ててもらうようにする。選別は図書室・議会事務局にお願いする。
⑤ 請願陳情審査の充実。県内の請願陳情者について、請願陳情者が希望しない場合をのぞき、直近の常任委員会審議で意見陳述を可能にする。
⑥ 4年後の福井県議会議員選挙から選挙公報を発行する。


二、 財政・人事の改革
 この間、政務活動費の証拠書類整備と不用額の返還などがすすめられてきました。
① 費用弁償はいったん廃止し、実費にもとづくものに改善する。
② 正副議長、正副委員長、監査委員などについては第一会派独占をあらため、第二会派、少数会派にもふりわけて、民主的議会運営に改善する。

原子力防災、倉林参議院議員の質問に安倍総理は逃げの答弁。16日は藤野衆議院議員来福。原発学習会へ。

2016年10月14日 | 福井県政
 昨日は、新幹線・在来線を考える会の会合、会議、生活相談、地域訪問活動などでした。

 また、倉林明子参議院議員が、8月におこなわれた原子力防災訓練について国会質問。NHK中継をみました。
原発事故時に住民は避難できない‼️と。
安倍総理が答弁を回避する姿が目立ちました。総理が、これは訓練だから、とか、完璧はない、と完全に逃げ。
再稼働はますます許されない。






 
  今日は、再稼働反対福井県庁前・関電前行動です。ぜひご参加ください。

 また、10月16日(日)に原発問題を考える学習・講演会を開催します。  

   日 時  10月16日(日) 午後2時00分~4時00分

   会 場  福井県社会福祉センター 4F研修室

   講 師  藤野 やすふみ氏(日本共産党・衆議院議員)

   主催   原発問題住民運動福井県連絡会




 官邸前で再稼働反対を訴える 藤野衆議院議員  武田参議院議員

福井のゆきのした文化協会が発行する「ゆきのした」が通巻500号に

2016年10月13日 | 福井県政
  福井のゆきのした文化協会が発行する「ゆきのした」が9月25日発行号で通巻500号になるという。
おめでとうございます!

 以前も書いたが、私の「ゆきのした」との最初の出会いは学生時代に帰省して福井駅前にあった「ひまわり書店」で「父と子の原発ノート」を買ったことから。
 難しい原発問題を読みやすく、はじめて原発問題を意識するきっかけを与えてくれました。名著だと思います。
こういう本をだす出版社に勤めたい、と採用はするのですか?と電話で問い合わせたほどです。
 その後、加藤忠夫さんと笑い話になりましたが。
 いまは12ページ建ての発行で、文化とともに、戦争法や原発問題のたたかいのリポートも多く、県民のたたかいを生き生きと伝えるものになっています。
 年間1200円。ぜひ多くの福井県民に親しまれて欲しいと思います。
 お問い合わせは、田島さん。0776-73-0720まで。





福井県議会のドタバタ劇、福井新聞でもチクり。県会自民党議員も不満。

2016年10月12日 | 福井県政
  昨日の県議会での県会自民党のドタバタ。
今日の福井新聞でもチクリ。私のコメントも紹介されています。

 私にドタバタ劇の不満を述べる県会自民党議員もいました。「予算決算委員会での審議はなんだったんだ」と。
しかし、県民こそ不満と不信をいだいたのではないでしょうか。




県民から見るとわかりにくい県議会。修正案可決も6会派が反対。

2016年10月12日 | 福井県政
 昨日は9月県議会最終日でした。
ところが、予算決算特別委員会で県会自民党などが賛成多数で決めた知事提案の予算案から削除する内容を変更する、という。若狭町に建設予定の水月湖の年縞関連施設予算をいったん削除しながら、また削除しない、というわかりにくいドタバタの展開。
 共産党、自民党県政会、民進会派、公明党、西本正俊議員、井ノ部議員はもともとこの分裂した県会自民党の案に反対してきました。

 結果的に、ふるさと納税国民運動事業と、幕末明治福井150年博開催準備事業を削除する修正案を県会自民党と無所属議員の賛成多数で可決しました。
 県議会6会派が反対したことにあらわれているように、県民から見てもわかりにくい県議会と映るのではないでしょうか。
 私は、小浜市民、若狭町民に不要な水道水源押しつけとなる河内川ダム関連予算に反対しました。
 また、県議選選挙公報発行を求める陳情など2件の不採択を批判し採択を求めました。
 ひきつづき今度は決算議会です。


       ★

■反対討論

日本共産党の佐藤正雄です。
第55号議案 一般会計補正予算案には、河内川ダム関連の工事予算ならびに水道水源開発施設整備事業が盛り込まれており反対です。
ご承知のように、小浜市は市総合計画を今春改定し、2019年度完成予定の河内川ダムの水を水道水として利用するとしてきた水資源目標を総合計画の項目から外しました。
つまり「地下水量に不安がないことが小浜市の調査でわかり、ダムの重要度が下がった」からであります。
急速な人口減少が見込まれる中で、新たなダムによる水道水源を小浜市民、若狭町民に押し付ける計画は今こそ見直すべきであります。工業用水についても同様であります。

 また、難工事となった背景には活断層の活動による地質の影響も指摘されています。複合災害時にダムの治水効果自体が果たして計画通りに発揮できるのかどうか、検証が求められます。


 つぎに陳情処理の委員長報告についてでありますが、陳情第7号の県議会議員選挙での選挙公報発行を求める陳情を不採択とするのは、この間の議会改革検討会議の議論に背くものです。
いまだ関連条例の制定はなされておらない中での、不採択は県議会が議会改革に消極的だ、とのイメージを県民に発信することになりかねません。県民への説明責任を負うのは理事者だけではなく、県議会も負うのです。

今議会ではこれまで基本的に各委員会審議に付されてきた陳情処理の扱いの変更が決められました。私は県民の声が届きにくくなる県議会になるのではないか、と懸念しています。
このような陳情処理の扱いの変更とともに、継続審査とされてきた陳情を軒並み不採択にしてしまうのは問題ではありませんか。
選挙公報は発行しよう、というのが議会改革検討会議での議論でもあるわけですから、採択を強く求めて討論を終わります。



ふくい公務公共一般労働組合の大会で挨拶

2016年10月11日 | Weblog
昨日は、ふくい公務公共一般労働組合の大会が福井市内で開かれ、ご挨拶しました。
 公務員の職場も人員削減、労働強化、非正規労働者の拡大などで住民の要求に応えるのとは逆行している状況です。
 先日の県議会質問への答弁でもこの10年間に自死した労働者が福井県庁で4名、教育委員会で9名もいることが明らかになりました。
 働く者の命を守る、生活を守る立場で私も頑張ります。



戦争法発動やめよ!11.3半田滋講演会の案内チラシ配布。中央委員会の田中さんの応援うけて。

2016年10月10日 | Weblog
昨日は、9の日行動で福井駅前での戦争法廃止宣伝に参加しました。
11月3日にアオッサで開かれる戦争法廃止、かけつけ警護反対集会の案内チラシを配布しました。東京新聞論説委員で自衛隊・軍事問題専門家の半田滋氏が講演します。
 11月3日午後2時から、アオッサ8階ホール。参加費500円。高校生以下無料。
ぜひ、ご参加ください。

 ハピリンではイベントが。越前町漁協や越前町商工会などのみなさんがお魚などの販売。越前焼のコーナーでは、ろくろ体験もありました。



夕方からは、後援会のみなさんと訪問活動。共産党中央委員会の田中さんもいっしょに参加いただきました。おかげでお仲間も増えました!





稲田防衛大臣らの白紙領収書は世間では通用しない

2016年10月09日 | Weblog
 昨日も会議や打ち合わせがつづきました。
それにしても、稲田防衛大臣や官房長官の白紙領収書問題を小池書記局長が追及したが、問題ないかのように開き直っているのは、地方議員の政務活動費の白紙領収書、領収書偽造問題で富山県内で自民党などの議員辞職が相次ぎ、市長が告発するにいたっている事態と比較しても国民の理解を得られないでしょう。
 
 たんなる事務のミスや勘違いではなく、富山県内の政務活動費問題でも、稲田大臣や官房長官も意図的に、組織的に白紙領収書を多用していることは同じです。
 こんな底なしの自民党政治の金権腐敗を温存しながら、国民には増税と社会保障改悪で生活破壊を押し付けることなど許されずはずはありません。


 政治腐敗を徹底追及するしんぶん赤旗をぜひ、お読みください。
福井の方のお申し込みは 0776-27-3800 まで。

■赤旗・・・主張   閣僚の白紙領収書  制度ないがしろの責任は重大

 日本共産党の小池晃書記局長が参院予算委員会で閣僚の「白紙領収書」問題を取り上げ、政治資金を規正する制度の根幹を破壊すると追及して、大きな反響を呼んでいます。稲田朋美防衛相、菅義偉官房長官、政治資金を所管する高市早苗総務相の3人で、自らの政治団体などが購入した政治資金集めのパーティー券代として「白紙」の領収書を受け取り、自分たちで記入して政治資金収支報告書に添付したというものです。領収書が正しいものでなければ実際に支出されたかわかりません。政治資金規正法の領収書徴収義務に違反する疑いがあります。


金額欄が同じ筆跡

 稲田防衛相の「白紙領収書」問題は「しんぶん赤旗」日曜版が8月14日号で、菅官房長官の「白紙領収書」問題は同じく10月9日号で暴露・追及したものです。小池議員はさらに高市氏の「白紙領収書」についても追及しました。

 稲田氏は資金管理団体「ともみ組」の2012年から14年分の政治資金収支報告書に自民党議員などの政治資金パーティーの会費を支払ったとして添付した領収書のうち約260枚、約520万円分が、別々の議員が発行した領収書なのに金額を書いた人物は同一とみられるものでした。筆跡鑑定では金額を書いた人物は「ともみ組」の収支報告書を書いた人物と同じとみられ、「白紙」の領収書を受け取り、あとで金額を書き込んだと稲田事務所は認めました。

 菅氏の場合も全く同様です。菅氏の資金管理団体「横浜政経懇話会」が政治資金パーティー券代として政治資金収支報告書に添付した領収書のうち、同じ期間の約270枚、約1875万円分の金額欄が同じ筆跡でした。収支報告書にあった事務所関係者の筆跡と一致します。小池議員が取り上げた高市氏の場合も、同氏が代表の自民党支部が報告書に添付した約340枚、約990万円分の領収書で同様の問題があります。

 政治資金収支報告書は、政治家がカネの流れを公表して自らの政治活動について国民の点検を受ける重要な資料です。とりわけ国会議員関係の政治団体は収支報告に特例が設けられ、資金管理団体であれ政党支部であれ、人件費以外の支出には領収書を徴収することなどが求められます。違反すれば3年以下の禁錮などの重罪です。

 自民党議員同士の仲間内であってもパーティー券を購入して「白紙」の領収書を受け取り、金額を勝手に書いて報告書に添付して提出したのでは何の証明にもなりません。万が一、金額を多めに書いて浮かせた金を裏金に回しても証拠は残りません。現職閣僚を含む自民党内に「白紙領収書」がまかり通っているとすればそれこそ政治資金制度を破壊するものです。


言語道断な開き直り

 「しんぶん赤旗」の指摘や小池議員の追及に稲田氏や菅氏は事実を認めましたが、「白紙領収書」の発行は受付が混雑するからだなどと言い訳し、高市氏を含め法的に問題はないかのように開き直っています。金額などを後から書き込む「白紙領収書」が要件を満たさないのは常識であり、正確な記載を求める法律に反しています。

 「政治とカネ」の不正と疑惑を一掃するためにも閣僚らは政治資金規正法を厳しく守り、「白紙領収書」の悪習は断ち切るべきです。

高速炉にしがみつく非公開会議は問題

2016年10月08日 | 福井県政

 もんじゅの廃炉の議論とセットで高速炉にしがみつく非公開会議がおこなわれました。
あくまでもゆきづまった核燃料サイクルに固執する姿勢では、原発はやめてほしい、の国民県民の願いに背くことになります。

 昨日は218回目の再稼働反対アクションがおこなわれました。
私も県議会予算決算特別委員会での論戦を紹介しました。規制委員会のあいつぐ老朽化原発60年間運転の容認問題、検証すればするほど住民や関係者の安全を保障できないことが明らかになる原子力防災訓練の内容などを訴えました。

 また、本郷の故・前原居進さんの奥さんが亡くなりお参りしました。寝たきり状態だった居進さんに奥さんが毎日、赤旗を広げて見せている、と西村きみ子市議とたずねた際にご夫婦とお話ししました。
 ご冥福をお祈りいたします。







■NHK・・・“放射性廃棄物減らす”

  政府は福井県にある高速増殖炉、もんじゅについて廃炉を含めた抜本的な見直しを行うため、新たに設置した高速炉開発会議を7日開催し、放射性廃棄物を減らすことを目指した高速炉の開発方針を検討することになりました。
7日、東京で開かれた会議には松野文部科学大臣や世耕経済産業大臣、電力各社でつくる電気事業連合会の勝野哲会長と三菱重工業の宮永俊一社長、それに、もんじゅを運営する日本原子力研究開発機構の児玉敏雄理事長の計5人が出席しました。
会議では放射性廃棄物を減らすことを目指した高速炉の開発を検討するとしており、年内にも開発の方向性をとりまとめることにしています。

10月07日 19時08分


■NHK・・・高浜1・2号 使用前検査申請

  運転開始から40年が過ぎ、運転期間をさらに20年延長することを目指す、高浜原子力発電所1号機と2号機について、関西電力は、11月から、再稼働の前に必要な使用前検査を行うことを原子力規制委員会に申請しました。
高浜町にある高浜原発1・2号機は、原発事故のあとに導入された運転期間を原則40年に制限する制度のもとで、さらに運転期間を20年延長することを、ことし6月に全国の原発で初めて認められました。
これを受けて、関西電力は運転の延長に必要な工事を9月から始めていますが、再稼働の前に必要な使用前検査を行うための申請書を、7日、原子力規制委員会に申請しました。
使用前検査の開始は11月14日からで、はじめに福島の原発事故を教訓にした海水を原子炉内に注入する大容量ポンプの設置状況の検査を受け、順次、非常用の発電機や電源車など安全対策の設備の検査を行います。
原子炉を起動する前に行われる検査は、1号機が平成31年9月、2号機が平成32年4月までに終える計画ですが、再稼働には、地元の同意などが必要で、高浜原発1・2号機の再稼働の具体的な時期は見通せていません。

10月07日 19時08分

福井県議会予算決算特別委員会。原子力行政、教育行政で質疑。

2016年10月07日 | 福井県政
昨日は予算決算特別委員会でした。分裂した県会自民党が補正予算案のふるさと納税、年縞施設などの部分に異議をだし、減額補正の動議をだしました。
 進め方や内容などいろいろ私も意見は審議のなかで出しましたが、県民の利益に反する事業で反対しなくては、との判断は私はしませんでした。また、私も所属する厚生常任委員会審査で年縞施設関連の予算案に反対する委員はいませんでした。
 こういう経過から私は修正案に反対しました。
反対は、共産党の私以外は、自民党県政会、民進会派、公明党、西本正俊議員、井ノ部議員。
 なお、県会自民党からの修正部分をのぞく予算案にも、不要な水道水源を小浜市民、若狭町民に押し付ける河内川ダム関連予算があり反対しました。これは反対は私のみでした。

       ★

また私は質問に立ち、原子力行政、教育行政について質疑しました。

 福井大学や県立大学の途中年次で引っ越さなければならない学生に対しての引っ越し費用の支援を訴えたのに対し、理事者は「福井大学では平成30年度からのこと。県立大学では1万円手当している」との答弁でした。利子付きの奨学金、アルバイトなどで学費、生活費をねん出する学生が少なくない中で、いっそうの支援が求められます。
 8月末の原子力防災訓練での消防団の活動について質問。理事者は「161名が避難誘導などで活動した」と答弁。ヨウ素剤服用訓練は、事実上おこなわれていませんでした。大地震でまず出動しても、途中で原発過酷事故が併発する危険もあるわけですから、きちんとしたヨウ素剤配備が求められます。
 高浜3,4号機の特定重大事故対処施設については、理事者は内容、場所などは非公開、などと答弁。私は、中国電力の資料は公開されている、関電が非公開なのはおかしい、と批判しました。
そもそも安全対策の一環であるわけですから、まるごとブラックボックス、では県民理解は得られません。
 また、規制委員会が高浜1,2号機につづいて美浜3号機まで「合格」としたことについて、40年ルールが事実上ほごにされている、と指摘。規制庁の広報室長が雑誌で「我々は再稼働の可否については判断しない。残るリスクと得られる便益の比較による政治的な判断ですから責任は持たない」と述べていることも紹介し、老朽化原発のリスクがあるにもかかわらず、関電の利益優先での再稼働を認めることになる、と指摘しました。

 教育行政では、寄宿舎指導員の採用について、昨年の議会で「今後とも計画的に採用していきたい」と答弁しているが変更はないか、と質問。教育長は「採用していく」と約束しました。
 また、平成18年度から27年度までの職員の自殺者数を質問。知事部局では4名、教育委員会では9名、警察では1名、との答弁。ただ公務災害適用については答弁できない、として明らかにしませんでした。
 上中中学教員の自殺について公務災害認定されたことについて、過重労働の実態をふまえ、軽減することをつよく求めました。
組合のアンケートでも多忙化の要因について「国や県がおろしてくる各種事業への対応」がトップなのです。
また、過重労働を増やす新たな要因ともなり、生徒からも先生からも不評な県独自テストの問題を取り上げました。


■質問内容
1、原子力行政について
①先日10月2日に敦賀駅前にある福井大学付属国際原子力工学研究所の公開イベントがあり参加しました。この施設は県のエネルギー研究開発拠点化計画の平成28年度推進方針でも「原子力プラント、核燃料サイクル、原子力防災・危機管理に係る教育・研究体制を確立し、国際協力のもと日本および世界の原子力の安全性向上を図る研究、国際的に活躍できる人材の育成を推進する」と位置付けられています。
 原子力の拠点で開催される公開講座やイベントですので行政関係者や電力事業者、市民など相当の参加があるのだろう、と思って参加しましたが、まったく逆で、現在のもんじゅ廃止の議論の反映かもしれませんが、たそがれ、を感じました。原子力防災についての公開講座の先生もあまりの参加者の少なさを嘆いておられました。
 私は午後行きましたが、2階、3階と学生のみなさんが展示し、解説するコーナーでは見学者が私ひとりという時間帯もありました。ですから、私も極力学生のみなさんとお話しさせていただきました。
 県も敦賀市も文部科学省などに対していろいろ苦言をいうわけですが、足元の企画に協力姿勢が感じられないようでは、呆れてしまいます。
 学生との話のなかでは一生懸命に原子力を学んでいる熱い姿勢を感じました。
私は原発再稼働に反対し、原発ゼロをめざす立場です。しかし、多くの原発があり、これから大量の廃止時代に入る、また、核燃料物質があり事故対策と避難計画も整備しなければならない、という点で若い学生のみなさんがこういう課題に真剣に取り組まれ、福井県内で活躍していただくことはきわめて重要、と考えています。ですから学生のみなさんには励ましの言葉をかけさせていただきました。
 ある学生の展示の中に学生のスケジュールがありました。授業や研究とともにアルバイトもあります。そこで、「自分の楽しみのためのアルバイトですか」と質問したところ、言下に「いえ、親に負担ばかりかけさせられないですから」との返答でした。いろいろ話を聞くと、福井大学の場合、文京キャンパスでいわゆる教養課程をやり、原子力安全工学コースは3年次から敦賀市に引っ越しして研究所での学生生活をおくることになるようです。
ですから必ず引っ越ししなければならず費用負担も大変とのことでした。
 同様に福井県立大学では、海洋生物資源学科は1年は永平寺のキャンパスで、2年次からは小浜キャンパスとなり、引っ越ししなくてはなりません。
 敦賀市には看護大学もありますが、下宿代が高いので、金沢や滋賀から毎日通学する学生もいる、とのことです。
 そこで知事に提案いたします。福井県の原子力の将来、水産の将来を考えて、アルバイトで生活を支えている学生への支援として、いわば強制的に引っ越しが必要となる福井大学と県立大学の学生について引っ越し費用の助成制度をつくり、支援することを提案しますが、見解をおたずねします。

②自然災害時の住民救援には地元の消防団も大きな役割を果たすが、原発事故災害時における消防団との連携はどのように考えているか?また、8月末の防災訓練ではどのような活動がおこなわれたか、おたずねします。

③高浜3,4号機の特定重大事故等対処施設について、委員会で理事者は非公開の部分もあるが、県の原子力安全専門委員会でも報告審議すると答えられました。そこでおたずねしますが、最終的にここで事故進展が過酷事故になるのを抑制する可能性もあるのか?
④関西電力は原子力事業者防災業務計画を策定し、美浜の原子力事業本部が活用できなくなった場合に、大阪本店を代替施設として移転訓練もおこなっているとお聞きした。これは原子力災害でいえば、どういう事態を想定して移転訓練をおこなっているのか、また移転し大阪本店での指揮機能が動き始めるまでの所要時間はどの程度とみているのか、おたずねします。


2、教育行政について
①私はこの間、寄宿舎教育を語る会で寄宿舎指導員のみなさん、お子さんを寄宿舎にあずけている親御さんたちと懇談しました。また、盲学校の学校公開イベントにも参加させていただきました。あらためて寄宿舎の重要性を痛感しています。
 昨年の総務教育常任委員会では視察もおこない、寄宿舎指導員採用を要望し、一部実現しました。
そこで確認ですが、昨年の総務教育常任委員会で理事者は、「寄宿舎指導員について、今年度は若干名で募集をかけているところであり、計画的に採用をしていきたいと考えている」「今後とも計画的に採用していきたいと考えている。」と繰り返し答弁し、議会に約束しています。この方針に変更はないことを確認したいと思いますが、答弁願います。

②今年、2016年3月末までの過去10年間の、福井県庁、教育委員会、警察、それぞれの自殺者数は何人か、うち、公務災害として認定されたのは何人か、おたずねします。

③上中中学教師の自殺について、公務災害認定が先月6日付けでなされました。教員を志望し、4年間の臨時採用をへて、ようやく念願の正採用となり、その年に長時間の時間外労働で精神疾患を発症し、自殺にいたった残酷さ無念さを思うと言葉もありません。議会でも私や同僚議員のみなさんが教員の過重労働の問題を繰り返し取り上げ、軽減策の実行を訴えてきました。今回このような過重労働が原因で若い新採用教員の自殺者をだしたことについて、教育長の反省と改善策をおたずねします。

④県は県独自テストをはじめましたが、これは教師からも生徒からも非常に評判が悪いものです。内容の問題だけではなく、通常の学校の仕事に加えて、問題作成を現場の教員に強制していることも問題です。テスト問題の作成委員の教師が交通事故を起こしました。その教員は、「自分がこんなに疲れているとは思わなかった」と述べていたそうです。
 もうこんな現場の教員をいじめることはやめてください、というのが西川知事と森近教育長への現場教員の強い要望です。
そこでおたずねします。問題作成委員の教員は何人で、その作業にかかわる時間外手当は何時間分、いくら支給されているのか、お答えください。





本日、福井県議会で質問します。11時半から。福井県議会インターネットで生中継・録画中継

2016年10月06日 | 福井県政
 昨日は終日、県議会の予算決算特別委員会でした。
今日は私も質問にたちます。11時半から12時すぎまで。原子力行政、教育行政をとりあげます。
 福井県議会インターネットで生中継、録画中継されます。


 しかし、原子力規制委員会はつぎつぎと60年運転を認めていきます。
老朽化問題どこ吹く風。規制機関としてのほんらいの役割を果たしていない状況ですね。


■NHK・・・美浜原発3号機 新規制基準の審査書正式決定   10月5日 14時36分

  ことし運転開始から40年になる福井県にある美浜原子力発電所3号機について原子力規制委員会は、関西電力の安全対策が新しい規制基準の審査に合格したことを示す審査書を正式に決定しました。来月末までに設備の詳しい設計などの認可が得られれば、美浜原発3号機の運転期間をさらに20年延長することが認められます。

関西電力が原則40年の制限を超えて運転を目指している美浜原発3号機について、原子力規制委員会は設備の耐震対策や古い原発特有の課題になっている電気ケーブルの防火対策が新しい規制基準に適合しているとして、ことし8月、審査に事実上合格したことを示す審査書の案を取りまとめ、一般からの意見を募集していました。

5日の規制委員会では、一般から「繰り返し激しい揺れが起きた熊本地震の教訓が反映されていない」などの意見があったと報告されましたが、重要な施設は繰り返し地震が起きた場合も耐えられる設計であることを確認しているなどとして結論は変えず、表現を一部修正した審査書を全会一致で決定しました。

原発事故のあと導入された運転期間を原則40年に制限する制度のもと、延長を目指す原発の審査書が決定されるのは、同じ福井県にある高浜原発1号機と2号機に次いで2か所目です。

最終的な延長には施設の劣化状況の審査と設備の耐震性など詳しい設計の審査がまだ残されていて、これらに関して今後関西電力が提出する書類に問題がなく、来月末の期限までに規制委員会の認可が得られれば、美浜原発3号機は最長でさらに20年運転を延長することが認められます。

ただ延長が認められた場合でも実際の再稼働には安全対策の追加工事などを終える必要があり、関西電力は平成32年3月以降になるとしています。


原子力規制委 「1つの山場を越えた」

原子力規制委員会の田中俊一委員長は会見で、「途中で時間切れになることを避けたいということで、われわれも事業者も努力し、1つの山場を越えたことは確かだ。あとは、来月末に期限が決まっている残りの審査もあり、もう1つの山がある」と述べました。
また、期限がある美浜原発3号機などの審査を優先したため、ことし2月以降、審査会合が開かれていない同じ関西電力の大飯原発3号機と4号機について、美浜原発3号機の残りの審査が終わりしだい審査を再開する見通しを示しました。


美浜町長「残りの手続きも認可を」

美浜原発が立地する美浜町の山口治太郎町長は「原発を再稼働してほしいという町民からの要請があるので、審査に合格してよかった。ここまで来たのだから、どういうことがあっても来月末までに残りの手続きも認可してもらいたい」と話していました。

明日、福井県議会で質問にたちます。午前11時半から。宮塚満さん逝く。

2016年10月05日 | 福井県政
 福井県議会の予算決算特別委員会が5日、6日に開かれます。私は2日目、明日6日の午前11時半から35分間、原子力、教育行政について質問します。県議会インターネットで生中継・録画中継されます!応援お願いします! http://info.pref.fukui.lg.jp/gikai/program/tuukoku-y2.html …



闘病中だった日本共産党福井県委員会常任委員をつとめられた名誉役員の宮塚満さんが亡くなられ、お通夜におまいりしました。
 赤旗の業務など共産党発展の中核をになわれてきました。また、原水爆禁止運動などの分野でも尽力されました。
 以前に奥様を通じて蔵書の寄贈もいただきました。

 写真は2年前に、日本共産党として敬老のお祝いのお赤飯を届けた時のもの。




 昨夜のお通夜には南県委員長はじめ、嵐山さん、元山さん、西村さん、歴代の共産党県委員長も参列されていました。
白髪の方が嵐山さん、右隣は元山さん。
奥さんが、最後まで私の活動ニュースを読んで聞かせていました、最後までうなづき、頑張ってました、と。
お別れは残念ですが、あなたの遺志を受け継いでがんばります。






一昨日につづき、昨日も別の交差点で歩行者用信号機の取り換え、設置がおこなわれました。
よく自転車と車の事故が起こる場所で、歩行者用信号機が設置されたことで、自転車からも赤信号が確認し易くなったと思います。
関係者のみなさん、ありがとうございました。