物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

グルメ受難の時代

2008年09月09日 | Weblog
 現場所属時代の上司・先輩・同僚と会食。定期的に集まるメンバーだが何年経っても下っ端の私は万年幹事を務めている。好みで新しい店が開拓できるので、自分では喜んでやっている。
 今回は梅田の「蒸樹庵」を予約した。オリジナルの陶器セイロを用いて具材をスチームする創作料理を一度食べてみたかった。
 開始時刻にほとんどのメンバーが揃った。皆口々に、「おしゃれな店やなあ。」と満足げ。個室のテーブルにはセイロがセッティングしてあった。ふと見るとセイロの下のコンロは炎の出る仕組みのものではない。テーブル横の操作パネルを見るとIHの文字が・・・! 皆一斉に私を見て、「なんちゅう店選んどるんじゃあ!」、「あ~、電磁波で胸が痛なってきた・・・!」と罵詈雑言を浴びせかける。私も、「IH=石川島播磨製じゃないっすか!?」などとすっとぼけながら陳謝する。
 宴席が始まると、料理も美味しく、会話も楽しかったので、この件は「不問に付す。」という判決を頂戴する。あ~、よかった。
 しかし、たとえプライベートであれ、新規の店は熱源の確認が必須である。10年前には考えられなかったこと。グルメもなかなかやりにくくなってきた。
コメント (4)
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