『清らかな厭世』(阿久悠著、新潮社)を読む。
昭和の天才が現代人に贈るアフォリズム。内容はかなり説教臭い。でも嫌な感じはしない。
理由は二つ。
一つは、筆者は父親と同い年だから。目線や価値観に相通じるものがある。
もう一つは、綺麗な日本語で書かれているから。
こんな風に書けたらな、と思う。
「父親はポツポツと話す
ポツポツを二十年集めると
それなりの哲学になっている」
昭和の天才が現代人に贈るアフォリズム。内容はかなり説教臭い。でも嫌な感じはしない。
理由は二つ。
一つは、筆者は父親と同い年だから。目線や価値観に相通じるものがある。
もう一つは、綺麗な日本語で書かれているから。
こんな風に書けたらな、と思う。
「父親はポツポツと話す
ポツポツを二十年集めると
それなりの哲学になっている」