☆☆
世の中には、「くじけるな」「夢をあきらめるな」「君は一人じゃない」「小さいことにくよくよするな」「あしたがある」など、励ましの前向きに勇気を鼓舞する言葉にあふれている。そこにへそ曲がり人間の“枡野浩一”さんが、そこから引き算すれば何が見えるのか、ネガティブな発想で書き進める。
振りかえることはしないが、前を向きながらも、ゆっくりと後ずさりした詩集です。
どんな方が読まれてなるほどと思われるのか、日ごろから楽観的に暮らしている私には、共感すべき点がない本でありました。
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世の中には、「くじけるな」「夢をあきらめるな」「君は一人じゃない」「小さいことにくよくよするな」「あしたがある」など、励ましの前向きに勇気を鼓舞する言葉にあふれている。そこにへそ曲がり人間の“枡野浩一”さんが、そこから引き算すれば何が見えるのか、ネガティブな発想で書き進める。
振りかえることはしないが、前を向きながらも、ゆっくりと後ずさりした詩集です。
どんな方が読まれてなるほどと思われるのか、日ごろから楽観的に暮らしている私には、共感すべき点がない本でありました。
ごまめ自家製らーめん・410~2021.09.08
“ブロッコリーときのこのペペロンチーノ・担々麺”
パスタ用のミートソースを煮込む。その付け合わせと思い、ブロッコリー、舞茸、しめじ、残っていた玉ねぎをにんにく、唐辛子で香りづけをして白ワインんで蒸し焼きにしてぺペロンチーノのマリネ風につくる、昼時になって嫁さんが「ラーメンが食べたい」というので、日清ラ王の担々麺を活かして、先ほどのブロッコリーきのこのペペロンチーノをのせる、おまけでキムチも少々。辛味の旨味のコラボ・・美味しおましたで。
②、日清のラ王・担々麺
イタリアのぺペロンチーノとの競演とは、露知らない中華の担々麺。
☆☆☆☆
あの江國香織さんが、旅、のエッセイを、無敵ですな。どれもが、蘊蓄めいていながらさらりと一粒分だけ、いちご味、レモン味、メロン味に、ハッカ味、など味違いでありながら、なつかしく口の中でろれろれする、決して先を急いで噛んだりしてはあきまへん。
ああ、“サクマのドロップ”食べたくなってきましたな。
ごまめ自家製そば・409~2021.09.07
“おろしわかめぶっかけそば”
おろしぶっかけが食べたくて、となればお蕎麦、乾麺を茹でる。茹ではじめる前にわかめを戻し、茹でている間に大根を鬼おろしでおろす、これでおろすと辛味が残る気がするので好き。お出汁は白出汁とめんつゆをミックス、氷で冷やして。茹であがりを待つ。茹であがりを水でさらしながら絞める。いっきに盛りつけて食卓へ、嫁さんの「美味しい」の一言に、Goodでおます。
☆☆☆☆
「ゴー・アンド・ゴー・アンド・ゴー」。
神保町と神戸の二つの街を行き来する。人はとどまることはできず、絶えず確かなる目的もなく、前へ進む。
あてもなく吸い寄せられる街がある、それが神保町と神戸。「ゴー・アンド・ゴー・アンド・ゴー」である。
ごまめ自家製焼きそば・408~2021.09.06
“ごまめ焼きそば”
中華麺があったので焼きそばを、それもソース味ではなく、ごまめ独自の味つけにチャレンジ。シャンタン、塩、胡椒、にんにくチューブ少々、それに今井のステーキ醤油を落とす、旨い。嫁さんも「何で味付けしたん」、これはお褒めの言葉でおます。具には豚肉、しめじ、しいたけ、ピーマン、白ねぎ、残っている野菜の端切れを入れながら最後にもやしを、二人分つくってのもやしは厄介もんです、火力がないので水気との勝負、辛うじてべたつきもなく仕上がりました。
これは、次回も食べたくなる、ごまめ自家製焼きそば、でおました。
☆☆☆☆☆
東西寄席演芸家名鑑・2~東京かわら版
新版の東西寄席演芸家名鑑が出ましたので、早速繁昌亭で買いました。東京の落語を見に行くときに手引きとして使っていたのですが、今見ると2011年の増刊号、東京は真打ち襲名の際、名前を変えられる方も多く、舞台を見て確かこの方はと戸惑いも多くありましたが、たまにしか行かないので大いに役に立ちました。
今回のは、東西全員の名鑑で写真もカラーで380ページで2000円の価値ある一冊。(10年前の東京だけの白黒写真でも1600円してたんですよ)。早速今迄に聞いたことがある方をチェックすると、噺家さんだけで上方で225人の方、東京で74名の方。
上方で聞けてないのは、最近弟子入りされた方かなかなか落語をされず希少なる高座に出会えるかどうかという方、いずれにしても早く全員さんの落語聞きたいものです。
東京の方は、さん喬さん、権太楼さん、歌之介さん、さん生さん、市馬さん、喬太郎さん、三三さんの方をお目当てにどうしても寄席を選ぶので、今見るといかに「落語協会」に偏っているようです、もう東京へ行く機会もないので、関西での個別の公演に足蹴に通わないとあきませんな。
①、上方落語家(松鶴、米朝、松之助、福郎、一門)
蛍光ペンが聞いたことのある方です。
③、上方落語家(文枝、春団治、五郎兵衛、染丸、一門)
④、東京落語家(小さん一門)
⑤、東京落語家(圓歌、金馬、馬生、志ん朝、圓菊、圓生、一門)
⑥、東京落語家(彦六、圓蔵、一門)
⑦、東京落語家(今輔、圓馬、柳昇、可楽、一門)
⑧、東京落語家(圓楽、談志、一門)
あと、東京落語家さんで(圓遊、助六、痴楽、文治、小南、柳橋、談幸、一門)もあります。
こうしてみると、席亭の名前も自由で、入船亭に昔昔亭、桃月庵、月の家、三増、鈴々舎など、やはり800人以上になれば、差別化の記号としての、新たな席亭も必然として生まれてくるんでしょうな。
ごまめ自家製うどん・407~2021.09.05
“カレーきしめん”
この前のカレーうどんが良い出来だったので、味をしめて今日も続けてきしめんでしめじ、白ねぎ、うす揚げを入れてカレー仕立てで、お出汁はもちろん茅の舎でおます。きしめんの量が多かったので、もう少し出汁多めに作ればと、ちょい失敗でおましたが、味は最高。カレーうどん、これでレシピ決まりでおますな。
☆☆☆☆☆
けっして老後の生き方ではなく、現役での生活、暮らし方をご披露。自分たちが食する野菜と果物はすべてキッチンガーデンで育てる。自然の恵みを享受し手間を惜しまず、日々の生活を夫婦で愛しむ。
「本当の豊かさというのは、自分の手足を動かす暮らしにあると思いますよ。」(英子)
「世の中のしきたりに従って流されて生きていると、決して幸せなことにはならない。」(修一)
野菜をストックし、保存食を作り、食に関して保存しているが、それだけではなく、幸せ、おもいやり、そして自分流のこだわり、それらを大切に保存する生活。
佃煮に甘酢漬け、燻製に、お出汁にジュース、スープまで、すべてのものを大切に・・・。
「人生はまだまだ美しくなると」楽しく自分を信じて、これからも日々の生活を大切に暮らしたいもんです。
ごまめ自家製パスタ・406~2021.09.04
“海老とほうれん草のトマトクリームパスタ”
NISSINの冷凍生の平打ちトマトクリームパスタを食べる。今までの冷凍パスタの中では一番美味しく感じた。またそのソースが濃い過ぎず薄すぎずほど良いクリーミィさで、パスタがもちっとしていて平麺が上手に絡む。冷凍でこれほどのパスタが味合えるとはびっくり。普通パスタ茹では8分ほど、その間はソースづくりなどしていてバタバタしているのですが、何もせずの電子レンジでの加熱の5分、手持無沙汰でせっかちの私には長く感じましたな。
②、NISSSINの“海老とほうれん草のトマトクリームパスタ”
☆☆☆
木下龍也さんと岡野大嗣さんの共作だが、どの歌がどちらの方の歌か明示されていない。
どれもクセのある歌が多く、お気に入りは少なったが、その中でもどちらかの人に偏っているような気がする。
気になった歌を、とりあえず、AさんとBさんになんとなく分けてみた。
A
体育館の窓が切り取る青空は外で見るより夏だったこと
雨がやむのを待っていたはずなのに帰りたくなかっただけだった
内側がどちら側かは御自身の判断の上お待ちください
目のまえを過ぎゆく人のそれぞれに続きがあることのおそろしさ
泣きたがる顧客のために新鮮な不幸を買いにゆくテレビ局
B
雨、蜘蛛は乾いたままの橋の裏側をゆっくり渡っていった
まだ味があるのにガムを吐かされてくちびるを奪われた風の日
この夏を正しい水で満たされるプールの底を雨は打てない
トローチに刻まれている文字列を舌で読みながらおやすみ
風になるまえに教えてくれないか風になったらどこを吹くのか
トンネルの壁に続いた落書きがふいに途切れてここから不安
こんばんは昨日のぼくの握力のまま冷えているトマトケチャップ
昨日のような今日だけど商店の週刊誌だけ新しくなる
Aさんが岡野大嗣さんで、Bさんが木下龍也さんのようです。
よく似ているようで、おふたり一緒に読むと、微妙な違いありますな・・・。
笑福亭松鶴一門ウィーク・2021.09.03
~繁昌亭十五周年記念特別公演~
一、笑福亭鶴太・・・・「大安売り」
今日は繁昌亭15周年公演の笑福亭松鶴ウィークです。この笑福亭の先頭バッターは鶴太さん。勝ったり負けたりの「大安売り」、この一年の間で「みかん屋」「平林」と、どんどん新ネタが聞けるのは若手の成長めざましくて嬉しいもんですな。
二、笑福亭喬介・・・・「牛ほめ」
明るい楽しい、喬介ワールドスタート。落語ってやはり楽しいのが一番。演者のニコニコ顔をみていると自然にこちらも笑顔に。
喬介さんの「牛ほめ」好きでおます。
三、笑福亭伯枝・・・・「鰻谷」
笑福亭松鶴一門ウィークの五日目。今日は、和泉シティプラザの落語講座でお世話になっている伯枝さんをお目当てに、この日に合わせて繁昌亭へ。噺は始めて聞く「鰻谷」、最近「故郷へ錦」とか「木津の勘助」とかレアっぽいのが聞けるので楽しおます。
噺は鰻の名前の由来は何、辞書で調べると「結莉亜」と書いて「ゆりあ」とありますが、落語では「ぬる莉」とおっしゃってたようですが・・・。
名前は違っても、「鰻」の美味しさ、いやこの落語「鰻谷」のおもしろさも変わりませんな。
四、笑福亭右喬・・・・「十徳」
松喬一門の隠し兵器と云われている、右喬さん。前座噺の「十徳」でも、汗いっぱいの全力投球。あの力のこもった絞りだす台詞は、まさに右喬さんワールドでおますな。
五、笑福亭枝鶴・・・・「くしゃみ講釈」
中トリで枝鶴さん、このコロナ禍の中くっしゃみ満載の「くっしゃみ講釈」を。講釈師の後藤一山のくしゃみのところで、マスクはドンドン付け替えるし、最後にはフェイスシールドまで登場。いろんな仕掛けで楽しませようと、ベテランさんのこんな意欲嬉しいですな。でも新しいことをすると、どこか気がそちらの方へ・・前半のからくりやとんがらしを買いに行きかけたり、仕込みでバタバタ。でもコロナなんかどっかへ飛んでいけと、元気溌溂の若さあふれる枝鶴さんの一席でおました。
六、笑福亭たま・・・・「紙相撲風景」
珍しいたまさんの「紙相撲風景」、ロビーで文鹿さん見かけましたが、確かこの「紙相撲風景」文鹿さんの作。こどもの時、おもちゃがないときこんな遊びしたような気がします。どこまでが文鹿さんで、どこからがたまさんなのか気になるところですな。一度、本家本元の文鹿さんを聞いてみたいですな。
七、笑福亭鶴松・・・・「癇癪プロローグ・2021」
師匠の松鶴さんとの弟子修行時代の噺を。癇癪もちで、どんなことでも、どんな理不尽のことでも、師匠が白と云えば白、黒と云えば黒。今では何でもパワハラと云われますが、そんなの関係なしの世界ですな。
六代目の辞世の句、 「煩悩を我も振り分け西の旅」
実父の五代目の句が、「煩悩を振り分けにして西の旅」
八、笑福亭福笑・・・・「宿屋ばばあ」
福笑さん、奇天烈なばあさんだけで、一篇の落語が。ストーリーはあってないような噺で、単にばあさんの台詞の間と息だけで笑いを生みだす・・こんな噺、誰にも継承できないですな。
なんて、なんて、個性たっぷりの、骨太の笑福亭の落語の連続、大いに楽しませてもらいましたで。
②、15周年記念てぬぐいとプレゼント
手ぬぐいは噺家サイン寄せ書きが前に買ったのがあるので、根多番付が欲しかったですがサインの方で、少し残念。
でも、天神橋商店街(天一~天三)で使える金券1000円が当たりました、毎回20名に、ラッキーでおます。
③、東西寄席演芸家名鑑
落語・講談。浪曲・寄席色物、東西の全寄席演芸家を掲載、繁昌亭で早速買いました。
今回はカラー写真で皆さん男前に美人さんに写っていますし、
特に東京の落語家さんには馴染みが薄いので、浅草や末広に行くときには重宝致しております。
④、大看板
福笑、枝鶴、伯枝、鶴松、たま
⑤、天満天神繁昌亭十五周年記念特別公演
⑥、笑福亭松鶴一門ウィーク
笑福亭松鶴一門ウィーク
天満天神繁昌亭十五周年記念特別公演
2021年9月3日(金)午後2:00開演
天満天神繁昌亭
一、笑福亭鶴太・・・・「大安売り」
二、笑福亭喬介・・・・「牛ほめ」
三、笑福亭伯枝・・・・「鰻谷」
四、笑福亭右喬・・・・「十徳」
五、笑福亭枝鶴・・・・「くしゃみ講釈」
仲入り
六、笑福亭たま・・・・「紙相撲風景」
七、笑福亭鶴松・・・・「癇癪プロローグ・2021」
八、笑福亭福笑・・・・「宿屋ばばあ」
toi books ・本町~2021.09.03
久しぶりに大阪へ出ましたので、繁昌亭の落語会の前に、お気に入りの本屋さん“toibooks”さんへ。
②、久太郎町・OSKビル204号室
レトロなビルの二階奥にあります。
大阪市中央区久太郎町3-1-22
TEL:050-5359-4448
③、「O脚の膝・今橋愛」
なかなか手に入りにくい短歌の本、買いました。
うどん処 重己・堺筋本町~2021.09.03
“ひやかけ”
究極のひやかけ、やはり美味しいです。本日はうどんが最高の出来、少し細めだがコシがあってしなやかさもあって、ひやかけにぴったり、旨い、旨い、と心の中で叫びながらいただきました。お出汁はもちろん、旨味のあるお出汁、食べた後いつまでもマスクの下でお出汁の風味がいつまでも、漂う、これはちょっとしたマスクのメリットですな。
②、単品で、“鳴門わかめ”を。
③、かけで、“ひやかけ”しかないのが、自信の表れですな。
④、清潔感のある、“重己”さんの暖簾
昼過ぎでも、食べて出てくると、お待ちのお客さんがチラホラ。
☆☆☆
七福神さんが年一回の慰安旅行に今回は大阪ツアーに。落語作家のくまざわあかねさんの絵本というから、落語の台本にもなるのではないかと思って読みましたが、やはり絵本。たのしいですが、ことばで進めるにはやはり無理があるようで、落語の台本というとストリート性と言葉遊びと、登場人物の心情と、その舞台の風景とか、いざ考えると表現しなければならないものは沢山ありますな。
いま落語を演じ始めましたが、その落語の世界を描ききるというのがやはり一番難しいですな。