週末を前に静かな秋ののびやかな山稜と秋の花々を楽しもうと日本三百名山の道後山(1,271m)を目指しました。広島から長駆して登山口の月見ヶ丘に上がって行くと、備後落合辺りまでは青空が見える天気だったのに、山上は濃いガスに包まれて小雨まで降っていました。人気の山ですが、広い駐車場に車は皆無でした。この天気が直ぐに好転する気配もないので山行は諦めて月見ヶ丘の草原に咲く花々を暫し鑑賞して下山することとしました。〔10月4日(金)〕
↓ ガスに巻かれ小雨の降る月見ヶ丘の草原です。
↓ マツムシソウ(マツムシソウ科マツムシソウ属)がここではなお健在でした。
↓ 現在の月見ヶ丘で主役の座を占めるのはウメバチソウ(ユキノシタ科ウメバチソウ属)でした。
↓ ヤマシロギク(キク科シオン属)のようです。別名シロヨメナ。
↓ 岩樋山、道後山への登山道です。この日ここを登ったハイカーはないようでした。
↓ アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)も盛んに咲いていました。
↓ ヤマラッキョウ(ヒガンバナ科ネギ属)も大小いろいろなサイズで咲いていました。
↓ ツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)もまだ残っていました。
↓ 月見ヶ丘の岩樋山・道後山登山口です。晴れておれば、樹林の上に岩樋山の山稜が姿を現わすのですが・・・・! 月見ヶ丘に咲く花は、3日前の深入山で見た花とほぼオーバーラップするものでした。