秋まつり前夜祭の夜神楽の最後の演目は「八岐大蛇(やまたのおろち)」。この大蛇抜きの夜神楽は考えられないという必須の演目です。時計は午後11時を回って、子供達の姿が殆どなくなった会場に、最後まで賑やかなお囃子が響き渡りました。〔10月19日(土)〕
↓ 開幕と同時に若い娘を喰う大蛇が登場!こんな出だしを見たのは初めてで驚きました!
↓ 悪行が祟って高天原を追われた素戔嗚尊(すさのおのみこと)が出雲の国の斐伊川の上流に登場です!
↓ 素戔嗚尊は嘆き悲しむ足名椎(あしなづち)、手名椎(てなづち)老夫婦と奇稲田姫(くしいなだひめ)に出会います。訳を聞けば、去年までの7人の姉と同様に今夜姫は大蛇に取られてしまうと言います。
↓ 素戔嗚尊は大蛇を退治して姫を助けるので姫を自分にくれと申し出、老夫婦もそれに同意します。
↓ 素戔嗚尊は老夫婦に強い酒を造るように命じます!
↓ 樽の酒の表面に写った奇稲田姫を求めて大蛇たちが集まってきました!
↓ この夜は6尾の大蛇が狭い舞台を埋め尽くしました。
↓ 舞台の上を重なるように動き回る大蛇のパフォーマンスには圧倒されました。
↓ 期待を遥かに上回る迫力満点の舞台でした。梶矢神楽団の力は凄いものです!
↓ ひと暴れした大蛇たちは樽の酒を飲み始めました!
↓ 6尾の大蛇が競うようにして酒樽に首を突っ込んで酒を飲みます。
↓ やがて強い酒がたちまちに回って、大蛇たちは居眠りを始めました。
↓ 居眠りする様も多様でした!
↓ 大蛇が居眠りを始めると素戔嗚尊が登場して十握(とつか)の剣で切り付けて退治を始めました。
↓ 素戔嗚尊と大蛇との格闘も見どころです。攻守を変えつつ闘いは続きます。
↓ 素戔嗚尊は次々と大蛇の首を撥ねて行きます。
↓ 花火を使って大蛇が火を噴くのも見どころのひとつです!
↓ 遂に最後の一尾を退治!
↓ 大蛇の尾から天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)も回収!
↓ 素戔嗚尊の勝利の舞が続きました!