修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

秋めく皿ケ嶺を歩く

2019-10-18 07:13:11 | 山歩き

 愛媛滞在2日目、秋めく皿ケ嶺の情景に浸りたいと願って3時間ばかりの時間を捻出して上林森林公園から竜神平をピストンしました。紅葉にはまだ早すぎる時期ながらも、秋の到来を存分に感じさせてくれる花々や光景に巡り会うことが出来ました。〔10月16日(水)〕

↓ 上林森林公園から見上げた尾根筋の森は幾分色付き始めていました。

↓ タカネハンショウズル(キンポウゲ科センニンソウ属)はもう白毛の実となっていました。

↓ 森林公園の園地に植えられたナナカマド(バラ科ナナカマド属)の枝には赤い実がたわわに付いていました。

↓ 夏の花の筈のシモツケ(バラ科シモツケ属)が園地に咲いていて驚きました。


↓ 杉林の中に入って行くとハンカイソウ(キク科メタカラコウ属)がまだ沢山咲いていました。

↓ 登山道沿いにはシコクブシ(四国附子、キンポウゲ科トリカブト属)がオンパレードの状態でした。「附子」はトリカブトの中国名とのこと。

↓ 色合いのちょっと薄いシコクブシもありました。

↓ こちらは完全にのシコクブシのシロバナです!

↓ ハガクレツリフネ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)は花期の長い花です。空気が冷たくなった頃に咲く花は凛とした感じでなかなかに良いものです。


↓ モミジガサ(キク科コウモリソウ属)はもう花冠が開き切っていました。

↓ ミズナラの古木の周囲の森も幾分色付いてきた感じでした。


↓ ジンジソウ(ユキノシタ科ユキノシタ属)が谷筋近くの崖に咲いていました。


↓ ベンチのある休憩所脇の枯れ木に纏う紅葉した灌木が見られました。

↓ 低くなった秋の陽にシルエットとなったブナ林です。

↓ 竜神平の樹々も色付き始めました!

↓ 竜神平の湿原を覆う叢も色付き草紅葉に!

↓ 秋らしい爽やかな好天に誘われてか、平日ながらも竜神平には多くのハイカーの姿がありました。