修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

ひろしま美術館「印象派、記憶への旅」展

2019-10-26 06:29:17 | 散歩道

 ひろしま美術館で開催されている「ポーラ美術館×ひろしま美術館共同企画 印象派、記憶への旅」展に行ってきました。行っておかなくてはと思いつつ、10月27日(日)の会期直前になっての訪問となってしまいました。日本の二大印象派コレクションと言われる二つの美術館の所蔵作品のコラボは改めてまた素晴らしいものでした。〔10月24日(木)〕

↓ 特別展の開催を告知する目抜き通りに設置されたひろしま美術館の広告掲示板です。

 ↓ 美術館の構内に入ると円形の美術館本館がどっしりと待ち構えています。

 ↓ 印象派の特別展の作品は本館と一部別館に展示されていました。

 ↓ ジョルジュ・スーラ「グランカンの干潟」(ポーラ美術館所蔵) 本展は一部の作品を除いて写真撮影が可能でした。

 ↓ ポール・シニャック「オーセールの橋」(ポーラ美術館所蔵)

 ↓ ラウル・デュフィ「パリ」(ポーラ美術館所蔵)

 ↓ クロード・モネ「国会議事堂、バラ色のシンフォニー」(ポーラ美術館所蔵)

 ↓ クロード・モネ「散歩」(ポーラ美術館所蔵) ポーラ美術館の代表的な所藏作品のひとつのクロード・モネの「睡蓮の池」が図録には収録されていたものの広島に来ていなかったのは残念でした!

↓ 展示室を出ると葉を落とした樹や彫像に昨夜来の雨がまだ降り注いでいました。

 ↓ 原爆で亡くなった人たちを慰霊するために引かれた水路に大きな雨粒が落ちていました!

 ↓ いつもながらによく整備された庭園です!


↓ ひろしま美術館の外周部の蔦が紅葉し始めていました。

↓ ひろしま美術館の周りの中央公園の樹々も色付き始めていました。


祝賀モードのJR芸備線沿線

2019-10-25 06:10:40 | 散歩道

  全線開通の記念列車が通ったこの日、JR芸備線沿線の各地で祝賀歓迎イベントが開催されたようです。第1三篠川橋梁で放水アーチを見た後に白木山駅周辺を歩いてみると、ここでも横断幕などが張られて祝賀ムードに包まれていました。〔10月23日(水)〕

 ↓ 三篠川に架かる白木山橋のすぐ上流部に設置された横断幕です。地域の人々の気持ちがこもった文言のようです!

 ↓ 白木山の麓を走る芸備線の列車です。白木山駅~中三田駅間のこの区間は1年3ヵ月間列車が走ることはありませんでした。

↓ 同じ区間を走る下り列車を白木山駅側から眺めました。

 
↓ レールを叩く力強い音響を聞きながら列車を迎えるのも嬉しいものです!

↓ 地域の人々が沿線の公園に設えた横断幕です。両脇の竹飾りに人々の気持ちが感じられました。

↓ 1年3ヵ月ぶりに乗降客を迎えた白木山駅です。朝夕の学生、生徒の皆さんや白木山への登山者などの利用が復活です!

↓ 白木山駅に入る芸備線上り志和口行きの列車です。

 ↓ 白木山駅はカーブ区間に設置されているため、かなり傾いで停車しています。間もなく上り列車が出発です。

 ↓ 三篠川沿いの緑地に十月桜が満開となって芸備線の全通を祝っているかのようでした。

 ↓ こちらも満開の見頃のようです!

 ↓ この日の朝沿線で配られた祝賀の手旗です!
 

 ↓ 第1三篠橋梁を渡る列車を見送る親子連れ!

 ↓ 橋の下でも工事関係者が「おまたせしました」の横断幕を掲げて列車の通過を見守っていました。

↓ 第1三篠川橋梁を渡る上り列車です!


↓ 今もなお工事が続く第1三篠橋梁近くの現場入口に掲げられた横断幕です。

 


JR芸備線1年3ヵ月ぶりに全通

2019-10-24 06:36:39 | 散歩道

 昨年7月の西日本豪雨で被災したJR芸備線がこの日1年3ヵ月ぶりに全線開通しました。最後まで不通のまま残り再建された第1三篠川鉄橋で記念のアーチ放水が行われるというので訪ねました。鉄橋の周辺は地元の方々やテレビなど報道各社のスタッフ、アーチ放水や記念列車を狙う写真愛好家等沢山の人々で賑わっていました。〔10月23日(水)〕

↓ 再建された第1三篠川橋梁でアーチ放水の試行中!直ぐ上流部の三田橋から眺めると放水に虹が架かっていました。

↓ 全線開通となったこの日、安佐北消防署と地元消防団が記念列車にアーチ放水を行うこととなりました。

↓ 放水される中を記念列車が再建された橋梁に掛かりました。

↓ アーチ状の放水と共に消防署員が河川敷に整列して記念列車を迎えました。

↓ 記念列車は快速みよしライナーの前に観光列車「〇〇のはなし」を連結した4両編成でした。


↓ 下り気味の天気でしたが、列車の通過時には見事に晴れて、厳かな水の式典となりました!


↓ 長さ110メートルの橋梁を列車は瞬く間に通り過ぎて行った感じでしたが、アーチ放水があったお陰で厳粛な式典となりました。


↓ 橋梁の工事現場に設置された日付入りの祝賀横断幕!

↓ 祝賀行事が終わった後に最初に通過する普通列車を迎えました!


↓ 列車は祝賀行事が終わって静かになった橋梁を渡って行きました。



↓ 狩留家駅側から見た線路の繋がった第1三篠川橋梁です。

↓ 下流側からみた第1三篠川橋梁です。


神楽「八岐大蛇」

2019-10-23 06:46:26 | イベント

 秋まつり前夜祭の夜神楽の最後の演目は「八岐大蛇(やまたのおろち)」。この大蛇抜きの夜神楽は考えられないという必須の演目です。時計は午後11時を回って、子供達の姿が殆どなくなった会場に、最後まで賑やかなお囃子が響き渡りました。〔10月19日(土)〕

↓ 開幕と同時に若い娘を喰う大蛇が登場!こんな出だしを見たのは初めてで驚きました!

↓ 悪行が祟って高天原を追われた素戔嗚尊(すさのおのみこと)が出雲の国の斐伊川の上流に登場です!

↓ 素戔嗚尊は嘆き悲しむ足名椎(あしなづち)、手名椎(てなづち)老夫婦と奇稲田姫(くしいなだひめ)に出会います。訳を聞けば、去年までの7人の姉と同様に今夜姫は大蛇に取られてしまうと言います。


↓ 素戔嗚尊は大蛇を退治して姫を助けるので姫を自分にくれと申し出、老夫婦もそれに同意します。

↓ 素戔嗚尊は老夫婦に強い酒を造るように命じます!

 ↓ 樽の酒の表面に写った奇稲田姫を求めて大蛇たちが集まってきました!


↓ この夜は6尾の大蛇が狭い舞台を埋め尽くしました。


↓ 舞台の上を重なるように動き回る大蛇のパフォーマンスには圧倒されました。


↓ 期待を遥かに上回る迫力満点の舞台でした。梶矢神楽団の力は凄いものです!


↓ ひと暴れした大蛇たちは樽の酒を飲み始めました!

↓ 6尾の大蛇が競うようにして酒樽に首を突っ込んで酒を飲みます。

↓ やがて強い酒がたちまちに回って、大蛇たちは居眠りを始めました。


↓ 居眠りする様も多様でした!


↓ 大蛇が居眠りを始めると素戔嗚尊が登場して十握(とつか)の剣で切り付けて退治を始めました。


↓ 素戔嗚尊と大蛇との格闘も見どころです。攻守を変えつつ闘いは続きます。

 ↓ 素戔嗚尊は次々と大蛇の首を撥ねて行きます。

 ↓ 花火を使って大蛇が火を噴くのも見どころのひとつです!
 

↓ 遂に最後の一尾を退治!

↓ 大蛇の尾から天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)も回収!

↓ 素戔嗚尊の勝利の舞が続きました!
 


神楽「勿来の関 前九年の役」

2019-10-22 06:45:48 | イベント

 秋まつり前夜祭の夜神楽は続きます。演じるのは広島県安芸高田市高宮町の梶矢神楽団の方々です。次の演目は「勿来(なこそ)の関 前九年の役」です。平安後期、奥州で朝廷に反旗を翻した安部貞任、安部宗任兄弟を征夷大将軍「八幡太郎・源義家」が成敗するという話です。歴史上の前九年の役です。神楽では安部氏討伐に向かう道中で安達ケ原の鬼女お岩を退治するという話が挟まっておりバラエティ豊かな内容となっています。〔10月19日(土)〕

↓ 冒頭に奥州を跋扈する安部貞任、宗任兄弟が登壇しました。

↓ 天皇から安部氏討伐の勅命を受けた征夷大将軍「八幡太郎・源義家」が出羽の豪族「清原武則」と共に登場です。

↓ 征夷大将軍 八幡太郎・源義家が舞います!

↓ 八幡太郎・源頼家を援助する清原武則も舞います!

↓ 征夷大将軍が通る安達ケ原の街道を清掃するチャリ役の住人が登場。

↓ チャリ役の住人から安達ケ原の様子を聞く義家、武則。

↓ 安達ケ原の鬼女お岩が登場!

↓ 男の生き血が吸える・・・と、徐々に本性を現していく鬼女お岩。

↓ 鬼女お岩が変身していく過程がなかなかの見もの!ライトが紅く変わって変身の開始・・・・・!

↓ 観客が気付かぬ間に若い女の顔から老婆のそれに変っていました。

↓ 髪が乱れ、いつの間にか口から牙が生えていました!

↓ 衣装も早変わりして怖い鬼の姿に変ってきていました。

↓ 鬼面のお岩に大変身!

↓ 鬼女お岩を退治すると、いよいよ安部兄弟が登場して来て襲いかかってきました。

↓ 激しい動きで決闘が続き、兄の安部貞任は討ち取られます。

↓ 弟の安部宗任は義家、武則の前に伏して降伏します。

↓ 文武両道に長けた宗任を討つのは惜しいと源家に仕えるように言い渡して和解の舞で幕を閉じることに・・・・。