蝉が鳴かない。
あまりにも静かである。
いろいろ理由を考えたり
事実探索したりしていた。
昆虫の個体数自体も
減少しているようだ。
昆虫種全体の異変が
起きているやもしれぬ。
これは
自然からの何らかの警告であり
ある種深層情報系からの予告で
あるのかもしれない。
いずれにしても
人間の踏襲概念の中ら
正答が出ることはないだろう。
そんなことを考えながら
榊の枝を剪定中に
「ジジジジ…ジイジイ…」と鳴きながら
存在を知らせるためにか
一匹のアブラ蝉が上の枝から降りて来た。
か細い鳴き方だが
鳴くからには君はオスではないのか…
求愛行動障害を起こしているのだろうか?