今朝はさすがに気温が低く 見渡す風景に蝶の姿はないようだ。
草葉の陰に身を潜めている個体がほとんどだろうな。
やがて気温も上がればチラホラと動き始めるだろう。
そう考えていたら黄色い蝶が颯爽と現れた。
まるで考えを見透かしたかのように低い気温にもめげず
青い空を飛翔していく。
彼女たちは何か使命感があれば それらを察知しあり得ない筈の
飛翔を試みる。
そういえば 雪の季節にも翔んでいた記憶が確かにある。
その姿をありありと思いだす。
彼女には光のスポットが当たっていた。
『人』のために魅せてくれているんだな。