今日は近くの神社での神事がありお手伝いをして来た。お天気も良く神事は滞りな
く納められた。
この先は私個人の印象の語りである。
神事が始まる少し前 蝶が出没し始めた。人里離れた山の中の小さな社であるから
おそらく蝶が出没する確率は極めて少ないだろう。
それが 神事が始まると 先ずはギフチョウがツインで現れ 次にキチョウ モン
シロチョウが交互に現れた。
私に言わせれば俄かに降って来た蝶の狂喜乱舞である。
神事を執り行う方々には甚だ失礼であるが 私としては蝶たちの舞いが素晴らしく
そればかりに見とれていた。蝶は神前を吾が物顔に翔び回るが 何故か直線的に移
動しそれ故か誰も蝶の存在に気付かないのだ。摩訶不思議なことである。
蝶に密かに感謝の念を送ると 昨年鬼籍に入られた○○さんのお顔が脳裏に浮かん
だ。「あぁ ご挨拶に来られたのか」そう思い御足労を労った。○○さんは神事の
常連だったのだろう。蝶に想いを乗せられるとは自然量子世界を魂で判っておられ
る所謂霊格の高いお方だったのだろう。