ただ
障りなく
幸多かれと
祈るのみ
神の願いは
自然の願いは
究極の調和（愛）から
光となって
降り注ぐ
お盆が近づくと
多くの者が冥界に
真摯に想いを繋ぎ
先立ちたる魂の
冥福を祈る。
しかし
冥幽霊界には時空の区切りはない。
現界のわれわれより
周波数レバレッジは極大である。
すべからく本源共振効率に由来する。
覚る者は限りなく進化するだろうし
覚れぬ者は一歩も這い上がれぬだろう。
生きている時こそ『洗心』
生死を超えての『洗心』
もう
そのような時代の廻りに
突入しているようですね。
いい想念とか言うけど
ペラペラの平面波長では
だめだよ。
心の内心丸ごとの
何層にも深い振動層そのものだよ。
そうそう
洗心（観察洞察）で
根源から輝いてくれば
それが自立したメビウス立体だよ。
生きて居ながらにして
霊界（神霊星界）とも繋がるし
寿命が来て肉体を喪っても
迷うことなく
そのままで更に自由に活躍できるんだよ。
クロアゲハが
ガラスのドア越しに
挨拶に来てくれた。
ちょうど
知人が来訪中であったが
教えるかどうか一瞬躊躇した。
蝶と波長が合うかどうか慮ったのだ。
しかし
杞憂に過ぎなかった。
知人は慶び
「母が大きな良いことの前触れと言っていたの。」
と言って
なおもガラス越しに優雅に舞い続ける
クロアゲハを愛しそうに見ていた。
彼女は陽の光りに
羽根を半透明に透かし
ほんとうに美しかった。
人知の限り
或いは
人知に逆らい
我力を極限まで
構築しても
やはり
海の碧さ
空の蒼さには敵わない
自然の向こう側が
透けて観えた時
初めて
大宇宙に擁かれる