亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

カネ余りのなかの微妙な均衡

2010年06月11日 14時00分29秒 | 金市場
昨夜とりあげた中国の貿易収支の結果は予想以上に好感されたということか。今朝のNY株市況を伝える報道はこぞってこの話が盛り込まれていた。後はECBが2010年の成長見通しを3月時点の0.4~1.2%から0.7~1.3%に上方修正したこと。また理事会後の記者会見でトリシェ総裁が、5月に始めたギリシャなどの国債買い取りと市場への資金供給を継続する意向を示したことが、市場に安心感を与えた。買い取りに関して . . . 本文を読む
コメント (4)