亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

楽観論が支配し、ギリシャの政権交代を気に掛けなかった市場だが

2015年01月27日 23時30分51秒 | 金市場
ここでは昨夜、ギリシャ問題は言われているほど簡単には行かないのではとした。しかし、26日のNY市場は株もドルも買われ、一方で金は売られた。 後講釈的には、ギリシャの選挙というイベントが事前予想通りの結果に終わり、材料出尽くしで益出し売りということだが、今後のギリシャ情勢に関連した市場の混乱も心配されるほどには大きくはならないのではとの楽観論が支配していることがある。 まず、すんなりと内閣が誕生 . . . 本文を読む
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荒れること必至?ギリシャの政権交代

2015年01月27日 00時07分03秒 | 金融市場の話題
急進左派が過半数を取るか否かにかかわらず、政権交代が確実になったギリシャ。日本時間午前の段階では、まだ市場は落ち着いた反応だった。すでに世論調査の結果などで、ある程度の結果は予想されており、投票日前からシリザ(SYRIZA)のチプラス党首にはEU関係者などが接触し、話し合いの場が持たれているとされる。さすがに、抜け目ないのだ。 しかし、そう簡単にことが進むわけではない。 新政権とEU(欧州連 . . . 本文を読む
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