亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

賃金上昇データが押し上げる米債金利、目立った反応をしていないドル

2018年09月12日 22時49分48秒 | 金市場
先週末に発表された米雇用統計での賃金上昇(前年同月比+2.9%)は、失業率の低下の中でも、いっこうに上昇加速の気配の見えなかったインフレ率を突き動かす兆候との捉え方から、思った以上に市場に影響を与え始めたということか。先週金曜日以来、FRBの利上げ観測の高まりの中で、米2年債金利(利回り)の上昇が加速している。 もともと長短金利差縮小が年初から隠れた話題のひとつとなっており、さすがにここに来て公 . . . 本文を読む
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