10月5日のNY金は4営業日ぶりの反落に。NYコメックスの通常取引は9.70ドル安の1720.80ドルで取引を終了した。今週に入り水準を切り上げていた貴金属全般も反落に。
週明けに発表された全米製造業の景況指数の低下や前月比で10%ほど減少した求人件数などを受け、米連邦準備理事会(FRB)がタカ派姿勢を転換するとの見方が浮上し、米長期金利が低下。同時に主要通貨に対しドルも売られドル指数(DXY . . . 本文を読む
週明け3日に続き4日も似たような市場環境というか市場反応となった。前日と同じ構図となった。「悪いニュース(指標の悪化)は、(強めの引き締め策の緩和につながる)良いニュース」ということで、発表された指標の悪化が、米連邦準備理事会(FRB)のタカ派姿勢を緩めさせるという期待に支えられた、株価の大幅高が続いた。
FRBが強気の金融引き締めを行っている背景に、過熱とも表現されてきた米労 . . . 本文を読む
月初とともに新たな四半期の始まりとなった10月3日のNY金は、続伸となった。前週末比30.0ドル高の1702.00ドル終了した。約3週間ぶりの高値ということに。
米長期金利が前週末比大きく低下し、それとともにドルも主要通貨に対し弱含み、ドル指数(DXY)も低下。金利が付かずドル高に弱い金市場の風向きは大きく変わり、1700ドル超に浮上となった。 米国債市場に買いが入り、利回りが急落したことが週明 . . . 本文を読む
週末、月末、四半期末が重なった9月30日のNY市場の金価格は、反発となった。NYコメックスの通常取引は前日比3.40ドル高の1672.00ドルで終了した。週間ベースでは16.40ドル(0.99%)の上昇となった。月間では3.1%の下げで6カ月連続での下落に。
先週初めに見られた英ポンドの急落に端を発した英国債の急落など不安定化した市場の中で、リスク回避の買いを集めドルが上昇。英ポンド安に伴いユー . . . 本文を読む