マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

83歳の歯科治療

2014年09月05日 13時27分45秒 | 庵主の日記

83歳の母が、前歯を新しいコーヌスという義歯にするために朝から我が家に。
もちろん、一人でJRに乗ってやってきました。JR前後はそれぞれ1、2kmは歩き。
相棒の猫と暮らす独居老人ですが、ありがたいことに元気です。
自前の歯は22本。8020は達成しています。
もともと、すごく歯並びが悪く相当な叢生歯でしたので、なんと歯茎の中に映えきれなかった歯が1本埋まっていて、もうすぐ23本になる?らしい(笑)

今回の歯科治療で、技術料別に100万円くらいかかりますが、83歳の母の歯に100万円かけるのは、それ以上にプラスの意味があるからです。

主人の母は86歳まで診療室に顔を出していましたが、
いつも口癖のように

「歯の齢は人生より少し長くて丁度」

と申しておりました。

人生の最期まで、美味しく食事ができて、あ~、おなか一杯♪と満足げに天国に行けたらこんなに幸せなことはありません。
そして、しっかり食事が摂れる人生は、ココロもカラダも健全に最期まで十分に全うされる方が多いようです。

元気で長生きが一番の目標です。

私たち子どもから、思いを込めたプレゼントです。

それにしても、元気過ぎてよくしゃべる。

朝から11000歩しか歩いていないと携帯の万歩計で確認中の母を見ながら、
幸せな朝のひとときです。