マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

この5月で、松見歯科が自費診療になり10年を迎えました。

2017年05月30日 16時41分42秒 | 庵主の日記
昨年より、ブログの更新が途絶えたままになり、気になりつつも、今年もすでに半分近く過ぎてしまい、アセアセ
(ーー;)しておりました。なんとか、更新にありついております。

さて、2017年5月1日で、保険診療を止め、自費診療となり10年を迎えることができました。
10年って、長いようで、短い。短いようで、長いという、ありふれてはおりますが、率直な感想です。
この間、スタッフの入れ替わりも多く、裏方としてはなかなか落ち着いてという気持ちにはなりませんでしたが、患者さまやたくさんの友人たちに励まされ、また、すばらしい諸先生方に導かれて、松見歯科も大きく変化してまいりました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

昨年、実の母が他界し、その前後で私の人生も大きく変化しつつあります。
ここ一年あまり、診療室とはつかず離れずの距離を置き、裏方の仕事に徹しておりました。
公私ともにパートナーとして、同志であり、ともに同じ方向を目指しサポートしながら歩んできた院長とも、良い意味でクールに、距離を置く中で、

私は私の人生をもう少し謳歌したいと考え始めています。

松見歯科でのポジションは、大きく変わることはないと思いますが、
気持ちの中で、卒業を迎えております。
子育ても、それぞれの親の介護、看取りも終え、私の務めも一段落ですし。

そういう意味では、院長も私から卒業していただき、独り立ち願えればと(笑)考えているわけです。

それぞれが親離れ、子離れ的感覚で、パートナーという型枠に互いを拘束せず、自由にそれぞれの社会とのかかわりの中で、生きるということをあらためてしっかりと見つめてみたいと思っております。

もちろん、松見歯科とのかかわりがなくなるわけではありませんが、
私が本当にしたいことを楽しくやっていきたいと思っております。

無何有庵の料理教室の再開のご希望をたくさんいただきます。
それも含めて、ゆっくり考えながら答えを出していきたいと考えています。

この10年、ありがとうございました。
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。