読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

カリフォルニア雑記(1)

2011年03月13日 | 海外旅行

出国まで
  このたび5回目となるカリフォルニア訪問。 一昨年次女の家族が帰国(米国)したが様子を見に
 出かけるのは4年ぶり。孫のRくんは2歳8ケ月になった。

  今度の旅行では、腰痛悪化で既に5年ほど封印していたゴルフを娘の義父と楽しもうという特別
 プランがあった。ところが出発の3日前にボランティア活動の際、不注意にも中腰の作業をしてしま
 い腰痛再発。千慮の一失でゴルフラウンドも危うい雲行きになってきた。
  さっそく翌日整形外科医院で診察・電気マッサージなどしてもらい、さらに次の日には自宅近くの
 鍼灸院で施療をしてもらった。多少軽くなったので出発当日にもう一度施療をして貰おうと電話を
 したら、昨晩空き巣に入られてこれから警察の現場検証が入るので午前中は無理ですとのこと。
 不安な状態のまま出発することになった。

  京成電鉄が「京成成田スカイアクセス線」という新線(といっても大部分は従来線を共用)を走ら
 せて、東武線から新鎌ケ谷駅で「アクセス特急」に乗り換えると、わずか43分で成田国際空港駅に
 着く。 超便利。

  航空券は超早割でインターネット予約で入手した。航空券の(控)をハードコピーで持って行って
 チェックインカウンターで搭乗券に代えるのが従来の流れであったが、最近は72時間以降であ
 れば家のパソコンや携帯でチェックイン出来て、搭乗券をプリントしていきなり手荷物預けカウン
 ターに行けることになった。搭乗する時もA4版の搭乗券で入る。何故か落ち着かないが、航空会
 社の人件費節約にはなっているのだろう。搭乗時に「インターネット予約を戴きありがとうござい
 ます。」などと言っていた。

  海外旅行は1年以上ブランクがあったが、米国に入国する旅行では2009年1月12日からESTA
 (電子渡航認証システム)が導入されて、事実上ビザと同様の入国データをそろえて認証を受け
 ないと入国できないことになった($14払う必要がある。)。

  2月はシーズンオフなのかカウンターはそれほど混んでいない。乗客は概して若者が多かった。

  ANAのロサンゼルス便の機内食は、出発後の夕食(J-menu 定食の和食)も着陸前の朝食
 もなかなかおいしかった。ドリンクはカクテルはあるのに日本酒がないのが玉にキズ。

                     

LAX(ロサンゼルス国際空港)から入国
  まずは入国審査。
  行列は2列。審査窓口は1列に4個割り当てられている。いつものことながらどんな審査官に当
 たるか不安になる。朝妻と喧嘩したのか寝起きが悪いのか不機嫌そうな人が必ずいる。女性な
 ら良いかというとそういうもんでもない。有能な私は本来こんな仕事をさせられる人材ではない。
 有能な上司にそれを早くわかってもらって、明日にでも異動させてもらわなきゃ。という不機嫌そ
 うな女性もいる。
  とにかく何処に割り振られるかわからないが、今回は陽気な白人男性で、仕事を楽しんでいる風
 がうかがえてよかった。先行した妻には「新婚旅行?」などと、おあいそを言っている。しかし、そ
 うはいっても滞在地、旅行期間、旅行目的はしっかり聞かれる。両手の指紋、両目の網膜チェック
 を行って「OK,Have a nice stay」と無事に通過できた。

  さてお次は通関・荷物検査。たばこ・アルコールは持っていないのでOKかと思ったら左にあらず、
 個人で荷物の少ない人はさっさと通されるのに、「あっち」とばかりに手荷物検査機に回された。
 みるとスーツケースを開いて缶詰などをはねられている人がいる。「やばい!」娘のリクエストで
 我が荷物にも小豆の缶詰やら何やらが入っているのだ。 
  手荷物・機内持ち込み荷物を機械に入れてOKが出るまでひやひやであったが、幸い何も言わ
 れず無事通過。
  ホッとした油断で自ら荷物をカートに持ちあげた。途端に「ぎくっ」。せっかくややおとなしくなって
 いた持病再発である。このあと後を引いて困った。

  LAはやや寒々しい雨で、期待していた「Carifornia sky」は一時預かりとなった。

  (以上この項終わり)

コメント
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