◇サンファンキャピストラーノ(San Juan Capistrano)市へ
SJC市はLAからサンディエゴフリーウェイ(405号)で南へおよそ75キロ、加州南端のサンディエゴ
までおよそ100キロにある小さな市。
人口は最新センサス(2000年)で33,826人。70%が白人であるがメキシコに接しているだけに
ヒスパニックも11,206人いる。アジア人は634人。
海抜200mほどの丘陵を縫って川が走り、鉄道(Amtrak)とフリーウェイが市域の中央を走っている。
歴史遺産としては、1776年にスペイン国王がキリスト教布教のため送り込んだミッション(カトリック布教
教会)の建物遺跡がある。サンディエゴからロサンゼルスまで22のミッションを置いたがこれが「エルカミ
ーノレアル」と呼ばれている。馬でほぼ1日の駅毎におかれたことから現代のハイウェイの原型といわれ
ている。
free way(405) 川を経てMissionを望む Amtrakの駅 オーシャンライナー
Mission 入口 街角のカフェがスタバに変わっていた エル・カミーノ・レアルの象徴:鐘 街灯も鐘
◇サザンカリフォルニアの草花など
この時期は花々はそう多くはないが、日本ではおめにかからない草花などに出会った。
滞在した家は海抜78m、丘(205m)の裾に当たり、道路の植栽はユーカリやペッパーツリーが多い。
住宅地なので道路は車用で専用歩道はないが、乗馬用のホーストレイルが別に用意されているとこ
ろが珍しかった。
(花などはDana Point、San Diego も含む)
桜に似ているが… ホーストレイル(左上が車専用道)
ホーストレイルとペッパーツリー ペッパーツリーとユーカリ ペッパーツリーの実(胡椒)
加州オレジカウンティというだけあって、広大な庭にはオレンジを初めアボカド、ネーブル、ネクタリン
などのほか、びわ、いちじく、柿など日本原産の果実の樹もあった。
毎日新鮮なオレンジジュースを堪能した。
(以上この項終わり)