リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

やっぱり

2005年01月18日 04時17分55秒 | 日記
カステロアンサンブル(編成はツィンク、ヴァイオリン、オルガン、テオルボ)でベディヒャー先生のレッスンを受けました。昨日のリハーサルでどうも三連符のところがリズムが取りにくいので、お二人さんに言おうかと思いましたけど、時間がなかったし、たぶん先生に指摘されるだろうと思って言わずに置きました。で、その部分についてやっぱりベティヒャー先生は、「そこ、ちょっとリズムが変と違いますか。(いいにくそうに)タラララタラ・・・みたいに聞こえるけど。」ヴァイオリンのユディタはすかさず弁解というか開き直りで、「ここは三連符なんで、弓の都合でどうも・・・」「でもいろいろ方法はあるんじゃない?」とベティヒャー先生。
そうですよ、やりにくいことは分かっています。そこを上手にやるのが勉強ですよ、ユディタちゃん。リュートなんてヴァイオリンと比較にならないくらいたくさんの「ゆみの都合」ならぬ「ゆびの都合」があるんだから。