リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

シャテル・サン・デニ

2005年01月05日 04時50分49秒 | 日記
シャテル・サン・デニ、行って来ました。モーリスはル・パコって所に住んでいますが、今日は最寄りの駅で落ち合うことに。10時ジャスト発の列車に乗り、到着したのが、12時20分過ぎ。途中、パレジューというところからは超ローカル列車に乗ります。日本で言うと、三重県の北勢線みたいな(ローカルなたとえですみません)感じの、速度もあまり出ない列車です。乗る前にモーリスに携帯で連絡。シャテル・サン・デニで待つこと10分くらいで、モーリスが来てくれました。で、いつものレストランへ。ここがまた安くて結構おしいんです。今日のサービスランチは、肉料理と幅広きしめんの付け合わせ。プラススープとビールも注文。モーリスはここのなじみで、いつも主人と奥さんが愛想よく挨拶してくれるので、大変気持ちいいですね。二人ともほんとにいい感じの人ですよ。今日はなぜかすごく混んでいまして、モーリスによると、ここは観光地でも何でもないんですけど、この店のフォンデュの味が有名で、休みにはあちこちから人が来るとのこと。しまった、フォンデュにしておけばよかった。モーリスと食事しながらあれやこれやと2時間くらい雑談、レストランを出ました。出がけに、修理の楽器を見てみましたが、修理はバッチリでした。でもあとでもう一度見たら、パーチメントも取らず、もちろん表面板も開けずに修理してあったんですけど、どうやってやったんだろ?彼に聞いておけばよかった。帰りはさすが田舎、次の列車までなんと2時間待ち!しょうがないので、近所をうろついたり、喫茶店に入ったりして時間をつぶしました。その後の列車の接続は大変スムーズで、以前パレジューで40分以上待たされるのが常でしたから、ダイヤ改正のおかげかな。6時30分ころバーゼルに着いたときは、あたりはもうすっかり暗くなっていました。