リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

凄腕プレーヤー

2005年01月09日 00時38分13秒 | 日記
凄腕バンドネオンプレイヤーの話は以前書いたとがありますが、今年も来ていましたね。クリスマスイブでした。CD屋に用事があったので、先にCD屋に行ってかけつけたら、もういませんでした。(笑)ありゃりゃ。しまった!
今日学校に行くとき、なんと路上ピアニストがいました。どうやってあんな重いピアノを持ち込んだんだろうと思って少し聞いていましたけど、うまかったですねぇ。何であんなうまい人がこんな所でなんて思っていたら、横で三脚を立ててでっかいカメラで彼を(まだ若いです)撮影していました。ひょっとして彼、有名な人でCDかなんかのプロモーションのために路上で弾いている?のかも。
帰りにいつものレオンハルト教会でオルガンのコンサートを聴いてきました。最近あまり行ってないので結構久しぶり。今日はMarkus Schwenkreisという人でしたが、すごくうまかったですね。オルガンって、「なんでこんな無神経にひけるの?」という感じでフレーズを弾く人がいますが、彼はすごく細かく神経を使って弾いていました。巧みなアゴーギグと、あれってタッチで出来るんでしょうかね、音の強弱。アウフタクトなんか弦楽器で弾くみたいな感じでしたよ。オルガンでもそういうの出来るんですね。知りませんでした。一緒に来ていたオルガン科のKさんに聞いたら、彼はスコラの先生とのこと。聞いたのは初めてです。シンプルな二声の曲をたっぷり歌わせた彼も凄腕ですね。