私、実はチョコレートが大好きなんです。チョコレートと言えばスイス、そうだから私はスイスに留学に来たのです。というのはウソですが、駅の跨線橋の商店街にMerkurというチョコレート専門店があって、ここによってチョコレートを買うのがこっちの生活の楽しみの一つです。あ、もちろん買うだけじゃなくてあとで食べますけどね。今日も洋酒のはいったのを2枚買いまして、いつものようにおばさんが、Brauchen Sie keine Tasche?(たぶんそういってると思う)「袋は要りませんか」って聞いてきます。動詞なしのときもあっていろいろないいかたがあるみたいだけど、Tasche...?と聞かれたら、まぁ袋がいるかどうか聞いているということくらいはわかります。今日は別のところで買い物して袋を持っているので、Nein.と答えて帰ろうとしました。最近結構ドイツ語がスムーズにいくんだよね。で、別れ際に、「シェーネン・オーバーン」。ん?何ていったんだろう。「あは・・ja」なんて少し照れ笑いをつけてその場をさりました。「シェーネン」はschoenenだわな、これはわかる。でも「オーバーン」って何だろ。美しいおばん?なわけないね。フランス語かな。バーゼルはフランスに近いせいか、フランス語が会話に混じるからそうかもしれない。なんて考えながらながら店の出口に向かってききました。あーそうか。Abendだって気づいたときはもう店を出ていました。そういや数字の60(sechzigゼヒツィヒ)がこっちではザハツィクになるからなぁ。ようするに長くのばすアーがオーになり、短いエがアになるんでしょう。よしこれから注意してみましょう。しかしバーゼルのドイツ語は聞き取り難易度が高いな。