リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

清酒バッハ

2005年10月04日 20時03分58秒 | 音楽系
宮城県の旧中新田町(今は加美町)のバッハホールは80年代の始めにできた音楽専用ホールのはしりです。そのすぐ近くにあゆの里物産館というところがあって,そこにバッハ饅頭やバッハサブレ,清酒バッハが売っているのをご存知ですか。(笑)
急に思いついて,あゆの里物産館に電話して注文しました。

「もしもし,あのバッハグッズってありますか?」
「え?」
「あ,いやその,バッハ饅頭がほしいんですけど」
「バッハ饅頭は2年前にお饅頭屋さんがつくらなくなったので,もう売っていません」
「えー,それは残念です。じゃ,バッハサブレと清酒バッハは,あります?」
「それはございます」

よかった。バッハ饅頭がもう作られていないのは残念ですが,サブレと清酒を注文しました。清酒バッハは,音楽醸造酒と銘打っていまして,なんでもカンタータBWV210a「おお,快き調べ」を流しながら酵母を育てたらしいです。BWV210じゃなくて210aであるところがマニアックですね。ずっと前,物産館に注文したときは,この清酒バッハはなかったので,届くのが楽しみです。(その時はバッハ饅頭はあったんですけどね)

うちにはBWV210aではなくBWV210しかないんですが,これがなんかオペラのアリアみたいな歌い方で,オケもモダンっぽいので,(バッハ全CD200枚くらいを3万円で買ったときのものです)いいのを買ってこないといけません。こんなの聴かせたらせっかくお酒がビックリしてしまいます。(笑)

食文化公社 あゆの里物産館 http://www.miyagi-kankou.jp/db/db_0045.htm