リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

到着!

2005年10月06日 19時42分35秒 | 音楽系
今日は音楽醸造酒バッハとバッハサブレが到着しました。
早速封を解いて,中身を見てみました。お酒の方は,以前買ったものよりちょっと入れ物がチープになった感じがしましたが,中に入っているラベルには「仕込みの全行程にわたり「バッハを環境音楽」として取り入れたエレガントな日本酒です」とあります。

でもニューヴァージョンには,バッハのどんな音楽を聴かせていたかはうたわれていません。前のヴァージョンでは,BWV210aを聴かせたとありましたが,今回はどうなんでしょうねぇ。

同じバッハでもイタリア協奏曲とフーガの技法を聴かせたのでは,相当酵母の反応も異なるような気がします。このあたりの説明が欲しかったですねぇ。いっそマニア向けに曲別のお酒を用意して,清酒ブランデンブルク協奏曲第5番とか,清酒無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番などとして売り出すとか・・・(笑)

バッハサブレは別に工場の人がでバッハを聴きながら作った訳ではなさそうです。でも袋にインベンション第1番の楽譜の一部が印刷されていました。サブレはまだ洋風なのでアレなんですけど,やはりバッハ饅頭のミスマッチ感は貴重でしたね。販売中止は実に惜しい。ライプチヒのトマス教会の横にバッハグッズが売っている店があるんですが,そこでさすがにバッハ饅頭を売るのは無理だとしても,バッハカップラーメンあたりを売れば結構人気が出るんじゃないかな。

あとさすがと思ったのは,請求書といっしょに入っていた振り込み口座を書いたメモです。なんとバッハの透かし入りの五線紙メモパッドにさりげなく銀行の口座が書かれていました。このあたり,東北の彼地に根付いたバッハを感じますね。エイトール・ヴィラローボスというブラジルの作曲家がブラジル風バッハという曲を書いていますが,ここらでひとつ「みちのく風バッハ」なんてCDを作って販売したら結構町おこしになる,かな?