リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

スイス物

2005年10月18日 23時19分23秒 | 日々のこと
最近スイス関係の放送や報道が目につきます。と思うのは私だけかもしれませんが。(笑)

数日前はバーゼル美術館の紹介番組がNHKでありました。バーゼル美術館(クンスト・ムゼウム)はよく行きました。(毎月第一日曜日は無料でしたのでそこをねらって・・・)ホルバインの「死せるキリスト」の絵は非常に有名だよってホピーに言われたので見に言ったのが最初でしたが,実際はぼーっと見ていただけで番組で紹介されたような深いバックグラウンドは知りませんでした。そういやスコラの近所にホルバイン通りってのがあったなぁぁ・・・ぐらいの感じです。番組はすごく簡潔に絵の背景,市民と美術館の関わりなどを紹介した非常にすぐれたものでした。

富士通提供の「世界の車窓から」も今スイスをまわっています。当然ですけど,スイスと言えばアルプスですから,そっちの方ばかりで間違ってもバーゼル駅には来ません。スイスに2年も住んでいましたが,南の山の方はほとんど行っていませんので,見るとなかなか新鮮です。今度スイスに行くときははやり山を見ないといけませんね。

今日の新聞に「ノバルティスの7-9月純利益が13%増」とありました。ノバルティスはバーゼルに本社がある医薬品会社ですが,日本ではラミシールという超強力水虫治療薬で有名です。私もこれのお陰でしつこかった水虫がほぼ完治しました。バーゼルに行ったときも用心にとラミシールを2チューブ持っていきました。(笑)ノバルティスの社屋はバーゼル駅前にあるんですが,それと水虫の薬の会社とが結びつくには少し時間がかかりましたが,それがわかったときはなんだわざわざ日本から持ってくる必要はなかったんだと思ったものでした。