エリザベス朝のリュート音楽は私にとって原点ともいえるものです。リュートを始めた頃に最初に弾いたのがエリザベス朝のリュート音楽でした。それはギターを弾いていた頃,比較的多くギターに編曲されていて弾く機会が多かったためでしょう。
最近イギリス物を弾く機会があって,すごく懐かしい思いで練習しています。使う楽譜は70年代はじめに集めたものばかり。大英図書館やケンブリッジ大学図書館からマイクロフィルムコピーを買いまくったのですが,そのころの投資がまだ生きているわけです。リュートを始めたころ集めたイギリス物の楽譜はかなりの量になりますが,その後バロックリュートの方に向かっていったため,あまり活用しているとは言えません。ケンブリッジ大学図書館のD.d.2.11写本やD.d.9.33写本など,じっくり研究してみたい資料はいっぱいあります。ホピーが50代後半になって再びイギリス物を取り上げ始めたように,私もそのうちイギリス物にどっぷりとつかるようになるかもしれません。
そういえば,あのナイジェル・ノースも去年バーゼルで聴いたコンサートではイギリス物ばかり弾いていました。ホピーもナイジェルもバロックリュートの大家ですが,両大家が円熟期にイギリス物へと向かったのも何か特別な魅力がイギリス物にあるのかも知れません。いうまでもなく両大家には足元にも及ばない私ですが,イギリス物にどっぷりもいいなと考える秋空の今日この頃です。
最近イギリス物を弾く機会があって,すごく懐かしい思いで練習しています。使う楽譜は70年代はじめに集めたものばかり。大英図書館やケンブリッジ大学図書館からマイクロフィルムコピーを買いまくったのですが,そのころの投資がまだ生きているわけです。リュートを始めたころ集めたイギリス物の楽譜はかなりの量になりますが,その後バロックリュートの方に向かっていったため,あまり活用しているとは言えません。ケンブリッジ大学図書館のD.d.2.11写本やD.d.9.33写本など,じっくり研究してみたい資料はいっぱいあります。ホピーが50代後半になって再びイギリス物を取り上げ始めたように,私もそのうちイギリス物にどっぷりとつかるようになるかもしれません。
そういえば,あのナイジェル・ノースも去年バーゼルで聴いたコンサートではイギリス物ばかり弾いていました。ホピーもナイジェルもバロックリュートの大家ですが,両大家が円熟期にイギリス物へと向かったのも何か特別な魅力がイギリス物にあるのかも知れません。いうまでもなく両大家には足元にも及ばない私ですが,イギリス物にどっぷりもいいなと考える秋空の今日この頃です。